2016-01-18 | |
テーマ:その他 |
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子宝・子授にご利益のある神社仏閣巡り
今回ご紹介するのは・・・
子宝・子授にご利益のある神社仏閣巡りです!
赤ちゃんが欲しい方は必見っ。
ご夫婦の方や現在、妊活中の方
また、子宝に恵まれない方は
1度訪れてみてはいかがでしょうか
では早速、ご紹介したいと思います
■文子天満宮(あやこてんまんぐう)
場所:京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
文子天満宮は、天神信仰の代表といわれる
北野天満宮(きたのてんまんぐう)が
創建されるきっかけとなった神社である事から
『天神信仰発祥の神社』とされています。
菅原道真(すがわらのみちざね)の乳母であった
多治比文子(たじひのあやこ)が建てた祠を
起源とする天満宮で
彼女が道真のお告げを聞いた事がきっかけの1つとなり
947年(天暦元年)に北野天満宮が創建され
全国的に天満宮が建てられる事となったんですね。
右が白太夫社。
そんな文子天満宮の境内にある
白太夫社(しらたゆうしゃ)には
道真の守役だった神宮
(じんぐう:伊勢神宮)の
渡会春彦(わたらいはるひこ)がお祀りされ
子授けの神として信仰されています!
■粟嶋堂(あわしまどう)
場所:京都市下京区三軒替地町124
粟嶋堂は、正式名称を宗徳寺(そうとくじ)という
西山浄土宗(にしやまじょうどしゅう)のお寺で
地元の方に『あわしまさん』の名で呼ばれ
親しまれているんですね~♪
そんな粟嶋堂にお祀りされている
粟島明神は『婦人の守護神』といわれ
安産祈願や女性特有の病気の平癒
また、子授けなどのご利益がある事から
古来より女性の信仰を集めているんですよ!
■市比賣神社(いちひめじんじゃ)
場所:京都市下京区六条通河原町西入本塩竈町593
市比賣神社は、795年(延暦14年)に
藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)が
桓武天皇(かんむてんのう:第50代天皇)の勅命により
左京と右京の両京の官営市場である
市座(東市、西市)を守護する目的で
宗像三女神(むなかたさんじょじん)を勧請し
創建したといわれています。
全ての御祭神が女神である事から
女性の守り神といわれ
縁結び、子授け、女人厄除け等の
ご利益があるといわれています♪
■梅宮大社(うめみやたいしゃ)
場所:京都市右京区梅津フケノ川町30
梅宮大社は奈良時代に山城国相楽郡井出庄
(やましろのくにそうらくぐんいでのしょう)に創建され
橘氏の末裔で、後の嵯峨天皇
(さがてんのう:第52代天皇)の皇后
壇林皇后(だんりんこうごう)になる橘嘉智子によって
現在地に遷されたといわれています。
※井出庄は現在の京都府綴喜郡井手町(つづきぐんいでちょう)付近
そんな梅宮大社本殿の横にある霊石
『またげ石』をまたぐと
子供を授かるといわれているんですね!
またげ石
これは皇子に恵まれなかった
壇林皇后が『またげ石』をまたいで
子供を授かった事にちなんでいるそうですよ!
■圓徳院(えんとくいん)
場所:京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町530
圓徳院は、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の正妻である
ねね(おね)の没後に、その甥である
木下利房(きのしたとしふさ)が
木下家の菩提寺として開いたお寺です。
三面大黒天
圓徳院境内にある三面大黒天
(さんめんだいこくてん)は
『大黒天』『毘沙門天』『弁財天』の
3つの顔を持つ珍しい仏様仏様で
その中の毘沙門天は
子宝の神様として信仰を集めています!
■岡崎神社(おかざきじんじゃ)
場所:京都市左京区岡崎東天王町51
岡崎神社は、桓武天皇
(かんむてんのう:第50代天皇)が
平安京の都を災いから守る為に東西南北の
それぞれの方向に創建されたお社の1つです!
都の東側に建てられた事から
『東天王(ひがしてんのう)』と
呼ばれたんですよ♪
そんな岡崎神社は、中宮(天皇の奥様)の
安産祈願の為の幣帛(へいはく)を
賜った事から安産、子授けのご利益があると
いわれているんですね♪
子授けうさぎ像
境内の子授けうさぎ像を取り囲むように
結び付けられた絵馬には
「2人の間にかわいい赤ちゃんを授けて下さい。」
「どうしても2人目の子供が欲しいです。」等の
お願い事が書かれていました!
■高山寺(西院)(こうざんじ(さいいん))
場所:京都市右京区西院高山寺町18
こちらは西院にある高山寺で
山号を日照山という浄土宗のお寺です。
もともとは高西寺(こうさいじ)と
称したそうですけれど
後に高山寺と名を改めたんですね。
本堂
そんな高山寺のご本尊、地蔵菩薩は
室町幕府第8代将軍である
足利義政(あしかがよしまさ)の妻
日野富子(ひのとみこ)が
男児の子授け祈願をしたところ
9代将軍となる義尚(よしひさ)を
産んだといわれ、その事から
『子安地蔵(こやすじぞう)』とも
呼ばれているんですね~♪
■護浄院(ごじょういん)
場所:京都市上京区荒神口通寺町東入荒神町122
護浄院は、室町時代に後小松天皇
(ごこまつてんのう:第100代天皇)の勅願で
清三宝大荒神(きよしさんぽうだいこうじん )を
大阪から京都の地に勧請してお祀りした事が
始まりとされています。
そんな護浄院は通称
清荒神と呼ばれているんですけれど
これは、清三宝大荒神が初め
箕面市(みのおし)の清にあった
荒神だったからなんですね!
准胝観音(じゅんていかんのんが安置されているお堂
境内には、洛陽三十三所観音の
巡礼第三番札所になっている
准胝観音(じゅんていかんのん)が
安置されているお堂があります。
准胝観音は、多くの仏を
産みだす母である事から
『子授け観音』とも
言われているんですよ!
■西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)
場所:京都市右京区西院春日町61
西院春日神社は、833年(天長10年)に
淳和天皇(じゅんなてんのう:第53代天皇)が
建てた淳和院とよばれる離宮に
藤原氏の氏社である春日大社(かすがたいしゃ)を
勧請(かんじょう)した事に始まります
※勧請とは、神様の分霊をお迎えしてお祀りする事。
西院(さいいん)という名前も
皇居から見て淳和院が
西の方角に位置する事から西の院
西院と呼ばれたからなんですね!
仁孝天皇御胞衣塚(にんこうてんのうおえなづか)
そんな西院春日神社の境内には
仁孝天皇御胞衣塚(にんこうてんのうおえなづか)があります。
御胞衣とは、子供が生まれてくると
同時に出てくる胎盤の事で
仁孝天皇(にんこうてんのう:第120代天皇)が
生まれてきた際の御胞衣が埋められているんですね。
周りには白い石は
安産や子授け祈願として
お参りに来られた願い事を書いて
奉納したものです。
■上徳寺(じょうとくじ)
場所:京都市下京区本塩竈町577
上徳寺は、1603年(慶長8年)に
徳川家康(とくがわいえやす)から帰依を受けた
阿茶の局(あちゃのつぼね)が開祖となって
建立したお寺といわれています。
地蔵堂
境内の地蔵堂には
通称『世継地蔵(よつぎじぞう)』と
呼ばれる地蔵尊が安置されていて
江戸時代から子授けや安産に
ご利益があるといわれているんですね♪
地蔵堂にびっしりとくくり付けられている絵馬には
「子供が授かりますように」
「無事に元気な赤ちゃんが生まれますように」との
願いが書き込まれていました!
■常林寺(じょうりんじ)
常林寺は、1573年(天正元年)
魯道(ろどう)によって創建され
通称、萩の寺(はぎのてら)と呼ばれる
ハギの名所として知られる浄土宗のお寺です。
かつてこの場所には
鴨川と合流する砂川があり
正定院(しょうじょういん)とともに
『砂川の三軒寺』と呼ばれていたみたいです。
世継子育地蔵尊(よつぎこそだてじぞうそん)を祀る地蔵堂
そんな常林寺境内にある地蔵堂には
『世継子育地蔵尊
(よつぎこそだてじぞうそん)』
が安置され、お寺の前の若狭街道(鯖街道)を
行き来する人々から安産祈願や
子供の成長、また、子授けを祈る
人がたくさんいて
大変親しまれていたそうなんですね♪
■月読神社(つきよみじんじゃ)
場所:京都市西京区松室山添町15
南へ歩いて10分程の場所にある社で
祭神に月読尊(つきよみのみこと)を祀っています。
月延石(つきのべいし)
境内にある月延石(つきのべいし)は
神功皇后(じんぐうこうごう)が
この石でお腹を撫でて
安産だった事から安産石とも呼ばれ
安産の他に子授け等の信仰があるそうです!
■平等寺(びょうどうじ)
場所:京都市下京区烏丸松原東入る因幡堂町728
平等寺は、平安時代後期に橘行平(たちばなのゆきひら)が
因幡国(いなばのくに・現在の鳥取県)の海底から
引き上げた薬師如来を安置したのが
始まりと伝わっています。
※橘行平は敏達天皇(びだつてんのう:第30代天皇)の皇子です。
この事から平等寺は
『因幡堂(いんばどう)』とも
呼ばれているんですね。
薬師如来
そんな平等寺のご本尊は
病気平癒にご利益のある事で知られ
病にかかった人の『最後の拠り所』として
信仰されたそうですよ!
また病気平癒以外にも
子授けのご利益があるともいわれています。
■三嶋神社(みしまじんじゃ)
場所:京都市東山区上馬町3
平安時代、後白河天皇
(ごしらかわてんのう:第77代天皇)の中宮であった
建春門院(けんしゅんもんいん)滋子(しげこ)は
男の子が出来なかったのをいつも嘆いていたそうで
三嶋大神が子を授ける神様である事を知り
それ以降、摂津国嶋下郡(現在の大阪府高槻市)の
三嶋大神を篤く崇敬していたそうです。
そんなある時、彼女が寝ていると
夢の中に白衣の翁が現れて・・・
「そなたに男児を授けよう!
その代わり、京の巽(たつみ:南東)の方角に
三嶋大明神を祀りなさい。」
とのお告げを授けられたというんですね~
その後、間もなく懐妊し、後の高倉天皇
(たかくらてんのう:第80代天皇)を
お産みになったといわれています。
この事から三嶋神社は
子宝に恵まれると信じられ
禁裏中宮女官をはじめ
庶民にいたるまで
深く崇敬されたそうですよ!
揺向石(ようこうせき)
また、参道の途中にある
揺向石(ようこうせき)は
牛若丸(うしわかまる:のちの源義経(みなもとのよしつね))が
三嶋神社を訪れた際、夢の中に現れた翁に
「早々に奥州に行きなさい!」との
お告げがあったという事が書かれていて
義経は夢から覚めた後
翁の立っていた場所をあらため
この石が見つかったみたいです。
それ以降、妊婦が三嶋神社に参拝をして
男児を授かるように祈願してから石に触
お腹を撫でるとなんと!
牛若丸のように立派な男児が
授かるといわれているんですね~♪
さらに三嶋神社の
鰻の絵馬にもそれぞれ意味があって
鰻が3匹描かれた絵馬は安産祈願
鰻が2匹描かれた絵馬は子授祈願との事です!
■由岐神社(ゆきじんじゃ)
場所:京都市左京区鞍馬本町1073
由岐神社は、平安時代の940年(天慶3年)
天変地異が続いていた都を鎮めるために
朱雀天皇(すざくてんのう・第61代天皇)が
御所に祀っていた由岐明神を
この鞍馬の地に鎮座させた事を起源としています!
毎年10月22日には
『京都3大奇祭(きょうとさんだいきさい)』や
『京都3大火祭(きょうとさんだいひまつり)』の
1つに数えられている
『鞍馬の火祭(くらまのひまつり)』が
行われているんですね~♪
そんな由岐神社の狛犬は
子供を抱いているんですね~!
由岐神社の狛犬
子を抱いてる狛犬は非常に珍しいもので
子授けや子孫繁栄、安産の神様として
古くより信仰されているとの事です♪
という事で本日は京都にある
『子宝・子授』にご利益のある
神社仏閣をご紹介させて頂きました♪
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