2015-02-17 | |
テーマ:その他 |
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火難・火除けにご利益のある神社仏閣巡り
今回ご紹介するのは・・・
火難・火除けにご利益のある神社仏閣巡りです!
家を建てられたばかりの方や
火を扱う仕事をしている人
さらに消防関係の方は必見ですよ~
お近くに行った際には
足を運んでみてはいかがでしょうか
では早速いってみましょう~
■愛宕神社(あたごじんじゃ)
場所:京都市右京区嵯峨愛宕町1
愛宕神社は
標高924メートルの愛宕山(あたごさん)山頂にある神社で
全国に約900社あるといわれる
愛宕神社の総本社になります
ご祭神として祀られている
迦遇槌命(かぐつちのみこと)が
火伏の神として知られている事から
火除けのご利益がある神社として大変有名で
『火迺要慎(ひのようじん)』のお札は
京都の家々ならどこでも貼られていて
あちこちで見る事が出来るんですよ
そんな愛宕神社で
7月31日夕方から翌日の
8月1日未明に行われる『千日通夜祭(せんにちつうやさい)』は
通称『千日詣り(せんにちまいり)』ともいわれ
千日分のご利益があるとされています
※千日通夜祭について詳しくは千日通夜祭 2012(愛宕神社)の記事をご覧下さい。
■神明神社(しんめいじんじゃ)
場所:京都市下京区神明町
神明神社は
京都市下京区にある神社で
源頼政(みなもとのよりまさ)が
伝説の妖怪『鵺(ぬえ)』を退治する前に
祈願をしたと伝わっているんですね~
※ちなみに鵺とは、顔は猿、胴体は虎(狸とも)、手足も虎、尻尾は蛇でおまけに鳴き声は虎鶫(とらつぐみ)に似ているとされる伝説の妖怪の事です。
境内には
鵺を退治した頼政が後に
奉納したと伝わる矢じりの
レプリカが飾られているんですよ♪
そんな神明神社は
厄除けや火除けのご利益があると
いわれています
■水火天満宮(すいかてんまんぐう)
場所:京都市上京区堀川町御霊前上扇町722-10
平安時代の923年(延長元年)に
醍醐天皇(だいごてんのう)の勅願で
菅原道真(すがわらのみちざね)の神霊を
勧請したのが始まりなんだそうです
そんな水火天満宮は
地元の方から『水火の天神さん』と
呼ばれて大変親しまれているんですね。
ちなみに、そのユニークな名前から
想像出来ると思うんですけれど
『水難・火難除け』のご利益が
あると信じられています
■醍醐寺(だいごじ)
場所:京都市伏見区醍醐東大路町22
醍醐寺は
醍醐天皇(だいごてんのう)を弔う為に
朱雀天皇(すざくてんのう)が
936年(承平6年)に発願して
村上天皇(むらかみてんのう)の時代
951年(天暦5年)12月2日に
完成の落慶法要(らっけいほうよう・式典)が
行われた寺院なんですよ
そんな醍醐寺で
毎年2月23日に行われている
『五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)』では
災難・盗難除けのお札として
『御影(みえい)』が授与されています♪
この日だけ授与されるお札ですから
ご興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか
■同聚院(どうじゅいん)
場所:京都市東山区本町15丁目799
同聚院は
東福寺(とうふくじ)の塔頭寺院で
室町時代に文渓元作(ぶんけいげんさく・東福寺第160世)が
師である琴江令薫(きんこうれいこん・東福寺第129世)の
菩提を弔うために師を開山として
創建したのが始まりとされています
そんな同聚院は
通称『十万不動(じゅうまんふどう)』と
呼ばれているんですよ♪
ちなみに境内の五大堂にあった不動明王は
もともと5体安置されていたみたいなんですけれど
1体を除いて全て消失してしまったんだそうです
その事から残ったお不動さんには
火災除けや厄除けの信仰が生まれたといわれています
毎年2月2日には
火災諸難除けのお札として
『十万』と書かれた屋守護(やさご)の符が授与されます
※正確には『十』の字の下に繋がるように『万』を書いたものです。
■火除天満宮(ひよけてんまんぐう)
場所:京都市下京区貞安前之町613
1人の神官が菅原道真の終焉の地である
九州の大宰府(だざいふ)から
道真の像を背負って京都まで来て
その像を祀ったのが始まりといわれています
そんな火除天満宮に
火除けのご利益があるとされるのは
幕末に京都の市中を焼き尽くした
禁門の変(きんもんのへん:蛤御門の変(はまぐりごもんのへん))で神社のあるこの一帯だけが
焼失を免れたという事からなんだそうです!
京都御苑の蛤御門
どのくらいの規模だったかと言いますと
京都の町は禁門の変の戦火による火災が原因で
3日間に渡って大火に見舞われたみたいですよ
その事を京都では
『どんどん焼け』と呼んだりします!
また、その後も
この辺りは3度の火災に見舞われたみたいですけれど
不思議と神社周辺だけは
燃えずに済んでいるそうです
■由岐神社(ゆきじんじゃ)
場所:京都市左京区鞍馬本町1073
由岐神社は
平安時代の940年(天慶3年)
天変地異が続いていた都を鎮めるために
朱雀天皇(すざくてんのう・第61代天皇)が
御所に祀っていた由岐明神を
この鞍馬の地に鎮座させた事を起源としています
そんな由岐神社の末社である
三宝荒神社(さんぽうこうじんしゃ)は
火難除けの神様として
古くからこの場所で信仰されているんですね
ちなみに由岐神社では
毎年10月22日に
『京都3大奇祭(きょうとさんだいきさい)』や
『京都3大火祭(きょうとさんだいひまつり)』の
1つに数えられている
『鞍馬の火祭(くらまのひまつり)』が
行われています!
※鞍馬の火祭について詳しくは鞍馬の火祭 2012(由岐神社)の記事をご覧下さい。
という事で本日は京都にある
『火難・火除け』にご利益のある神社仏閣をご紹介させて頂きました♪
場所はコチラ↓
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