2014-11-29 | |
テーマ:その他 |
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呆け封じにご利益のある神社仏閣巡り
今回ご紹介するのは・・
呆け封じにご利益のある神社仏閣巡りです
まだそんなに衰えていないよ
と言う人もいるかも知れないんですけれど
物忘れだけでなく
記憶力を失わないためにも有効なんですよ。
つまり、いつまでも大事な思い出を忘れないよう
おじいちゃん、おばあちゃんだけでなく
疎遠になった親戚、知り合いなどに
お守りをあげてみてはいかがでしょうか
というわけで
今回は呆け封じにご利益のある神社仏閣を
まとめてみました~
お近くに行かれた際には
是非とも足を運んでみてくださいね~
では早速いってみましょう。
■今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ)
場所:京都市東山区泉涌寺山内町32
泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭寺院の1つで
平安時代の初め
弘法大師(こうぼうたいし)空海(くうかい)によって
建立されたと伝わっています。
※空海について詳しくは、東寺(教王護国寺)の記事をご覧ください。
もともとは東山観音寺(ひがしやまかんのんじ)と
称していたそうなんですけれど
1160年(永暦元年)に
後白河上皇(ごしらかわじょうこう・後白河天皇 第77代)が
新熊野神社(いまくまのじんじゃ)を創建した際
改めて新那智山の山号を与えて
今熊野観音寺となったんだそうですよ
そんな今熊野観音寺の
大師堂の前には
ぼけ封じ観音が安置されていて
ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場の第1番に
数えられているんですね。
ちなみに境内には
ぼけ封じのお守りが売られていました
■千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)
場所:京都市上京区五辻通六軒町西入溝前町1034
千本釈迦堂は正式名称を
大報恩寺(だいほうおんじ)という
真言宗智山派のお寺です。
本尊に釈迦如来を祀っている事から
千本釈迦堂と呼ばれているんですね
1227年(安貞元年)に
奥州藤原氏の藤原秀衡(ふじわらひでひら)の孫である
義空(ぎくう)が
小さなお堂を建てて
一仏十弟子像を安置したのが
始まりといわれています。
ちなみに本堂は
創建当時のもので
京都市内最古の木造の本堂として
知られているんですよ
また、本堂を建てた
大工の棟梁の奥さんである
『おかめ』の悲しいエピソードも伝わっています。
そんな千本釈迦堂の本堂横には
呆け封じの観音が安置されていて
こちらは
ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場の第2番に
数えられているんですね~。
ぼけ封じのお守りも売られていましたよ
■祥雲寺(しょううんじ)
場所:船井郡京丹波町大迫上ノ山36
祥雲寺は
通称・ぼけ封じ寺の天足さんと呼ばれる
京丹波町(きょうたんばちょう・京都市北西部)にある
曹洞宗のお寺です。
1654年(承応3年)に
山口県にあるお寺の住職だった
天足がこの地にお堂を建てて
村人の悩みを聞き
病苦を癒したと言われているんですよ
つまり天足さんとは
かつての住職の事だったんですね。
そんな祥雲寺の天足堂の両脇には
天足が植えたと伝わる
樹齢300年以上のヒノキが残っています
左横の木を安楽の霊木
右横の木を長寿の霊木
と呼ぶそうですよ。
ちなみに天足は
「私が死んだ後も
病気で苦しい者があれば言いなさい。必ず救います。」
と言い残して、このヒノキの下に
葬られたといわれています!!
きっと生き仏の様な人だったんですね
その事から参拝者はこの霊木に祈願をし
天足堂にお参りするそうです。
こちらでもぼけ封じ御守が売られています♪
■勝龍寺(しょうりゅうじ)
場所:長岡京市勝竜寺19-25
勝龍寺は真言三宝宗(しんごんさんぽうしゅう)のお寺で
弘法大師空海が創建したと伝わっています。
ちなみに勝龍寺という名前は
龍神に勝った事が由来なんだそうですよ
え!?龍神に
と思いますよね♪
一体、どういう事かと言いますと
962年に起こった大干ばつの際
村上天皇(むらかみてんのう・第62代天皇)は
当時の住職だった千観(せんかん)に
雨乞いの祈祷をするよう命じました。
千観は7日間かけて祈祷を行うと
見事雨を降らす事に成功するんですね
その際、村上天皇が
「龍神を呼んで雨を降らした事は
つまり龍神に勝ったという事です。
これからはお寺を勝龍寺と称しなさい。」
とおっしゃったそうですよ。
確かに雨の神様と言われる
龍神の重い腰を上げさせたのは
人間側の大勝利ですよね
そんな勝龍寺には
ぼけ封じ観音が安置されていて
ぼけ封じ・近畿十楽観音霊場の第3番に
数えられているんですよ~。
■法輪寺(ほうりんじ)
場所:京都市西京区嵐山虚空蔵山町68-3
法輪寺は
真言宗五智教団の京都本山で
713年(和銅6年)に
元明天皇(げんめいてんのう・第43代天皇)の勅願によって
行基(ぎょうき)が創建したお寺です。
本尊に虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を
安置している事から
『嵯峨の虚空蔵さん』と呼ばれて
親しまれているんですよ
※4月13日の『十三まいり』で有名ですよね。詳しくは、京の習わし その2の記事をご覧ください。
ちなみに9月9日の
重陽の節会(ちょうようのせちえ)の時だけに
限定で売られている『菜萸袋(ぐみぶくろ)』は
呆け封じのご利益がある事でも
知られているんですね。
菜萸の葉を体につけて
高い所に上り菊酒を飲めば
災いを逃れるという
中国の故事によるものなんだそうで
日本でも平安時代に
宮中で菜萸袋を帳に吊るして
災厄を逃れる祈願をしたと伝わっています
という事で今回は
呆け封じにご利益のある神社仏閣を
ご紹介させて頂きました。
場所はコチラ↓
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