2013-08-25 | |
テーマ:その他 |
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京の火渡り祭巡り
本日は、『火渡り』が行われている京都のお寺を
まとめてみましたよ
火渡りとは
護摩焚きをした後
まだ残り火が付いている灰の上を
素足で渡るというものです。
護摩焚きの火は
不動明王の『知恵の火』と言われ
穢れ(けがれ)や煩悩などを焼き尽くし
身を清めると言われているんですよ
ちなみに護摩焚きは
『山伏(やまぶし)』が行っています。
彼らは山に籠もって厳しい修行を積み
『験(しるし・一種の霊力?)』を身につける
修行をしている人の事なんです。
本日、ご紹介するお寺は
一般の人でも参加出来る場所なんですよ~
・4月29日-志明院(志明院大祭)
京都府京都市北区雲ヶ畑出谷町261
志明院(しみょういん)は
雲ヶ畑(くもがはた・京都市の北)にあるお寺です。
弘法大師・空海(くうかい・平安時代の僧)が829年
淳和天皇(第53代天皇)の命により再興したと言われています
※本尊である不動明王は空海により作られたそうですよ。
また、このお寺にある森を
司馬遼太郎(しばりょうたろう・作家)が
『もののけの住む場所』と言った所から
あの有名なスタジオジブリの映画
『もののけ姫』のタイトルが生まれたと言われています
別名、石楠花祭(しゃくなげさい)とも言われる
志明院大祭では
護摩焚きが終わった後
住職を先頭に、信者の方が無病息災を祈って
火渡りを行います。
・7月28日-狸谷山不動院(火渡り祭)
京都府京都市左京区一乗寺松原町
狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)は
一乗寺(いちじょうじ・京都市の北東)にあるお寺です。
※詳しくは、狸谷山不動院の記事をご覧ください。
本堂での法要や護摩焚きの後
護摩壇が分解され、一面に広げられます。
幅約2メートル、長さ約4メートルの
人が通る道を1本作ると
山伏の方がまず最初に歩き、続いて一般の人が渡る事が出来ます。
ちなみに、狸谷山不動院では『火渡りおふだ』が
1000体限定で売られていましたよ
※詳しくは、火渡り祭 2011(狸谷山不動院)、火渡り祭 2012(狸谷山不動院)の記事をご覧ください。
・8月17日-一言寺(柴灯大護摩供火渡り修行)
京都府京都市伏見区醍醐一言寺裏町3
一言寺(いちごんじ)は
『醍醐(だいご)』と呼ばれるエリアにあるお寺です。
一言寺では、護摩焚きの後に
山伏による湯立てが行われているんですよ
湯立てが終わる頃には
護摩壇が燃え尽きているので
その後、火渡りに向けて山伏の方が入念に足場をチェックした上で
参加する事が出来ます。
※詳しくは、柴灯大護摩供火渡り修行 2012(一言寺)の記事をご覧ください。
・5月、11月(春と秋の第2日曜日)-不動院(柴燈大護摩・火渡り)
京都府京都市左京区北白川地蔵谷町1-244
不動院(ふどういん)は
京都市左京区にあるお寺です。
御所の北東にある事から
鬼門除けの守護と
旅の安全を祈って
不動明王が安置されたのが始まりと言われています
不動院で行われる火渡りは
まだ火が燃え盛る中を
山伏の方が渡ります。
※信者の方から寄せられた護摩札の入った箱を持って渡るんですよ。
という事で
本日は『京の火渡り祭巡り』をご紹介しました。
ぞれぞれのお寺の場所はコチラ↓
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