2023-04-14 | |
テーマ:花 |
関連:建仁寺 / 開山堂(建仁寺) / 西来院 / |
建仁寺の牡丹(ボタン)
今回は、京都市東山区(ひがしやまく)の
建仁寺(けんにんじ)に咲く
美しい牡丹(ぼたん)をご紹介します。
建仁寺は、1202年(建仁2年)に
鎌倉幕府の第2代将軍である
源頼家(みなもとのよりいえ)によって
この地の寄進を受けて
栄西(えいさい)が創建しました
京都で最初に建立された禅寺で
臨済宗建仁寺派の大本山でもあります
お寺の名前の「建仁」は
当時の元号から付けられたそうですよ
さて、そんな建仁寺なんですが
この時期になると京都府指定有形文化財の
法堂(はっとう)の周りに植えられた牡丹が
大輪を咲かせて、見頃を迎えるんですね
それがこちらです
いつもは4月下旬頃から見頃となるんですけれど
今年は少し早めに見頃がやってきました
建仁寺の牡丹は、赤やピンク、白、黄色と
たくさんの色があって、とっても鮮やかで美しいですよね。
ちなみに牡丹は、古くから
美人を形容する花として知られ
立てば芍薬(しゃくやく)
座れば牡丹、歩く姿は百合の花
と、いわれています
また、牡丹の花言葉には「王者の風格」や
「高貴」といったものがあります。
牡丹を見ていると豪華で華やかな様子が
王者の風格を確かに感じさせます
正岡子規(まさおかしき)の短歌にも
くれなゐの 光をはなつから草の
牡丹の花は 花のおほきみ
というものがあるんですけれど
まさにその通りだと思いました。
建仁寺の法堂には、華頭窓
(かとうまど:または、火灯窓)と呼ばれる窓があって
牡丹と華頭窓が絵になりますよね
ちなみに華頭窓は、禅宗の建築様式として
中国から伝わったもので炎の形をしているのが特徴です。
ということで、今回は建仁寺の牡丹を
ご紹介しました。場所はコチラです↓
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