メモ2014-04-29
テーマ:その他
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出水通七不思議巡り

今回ご紹介するのは

出水通七不思議巡り(でみずどおりななふしぎめぐり)です!


京都には七不思議と呼ばれる場所は

実はいくつもあるのですけれど

その中でも今回は

京都市の西陣と呼ばれるエリアにある

出水通の七不思議を一挙まとめてご紹介したいと思います。


ちなみに出水通り(東西の通り)は

かつて平安京にあった

近衛大路にあたる通りの事なんですね


出水という名称は

烏丸通り(からすまどおり・南北の通り)の西に涌水があり

よく浸水していた事から呼ばれるようになったそうですよ。


では早速ご紹介させていただきます

※順番はあいうえお順です。


観音寺(かんのんじ)


観音寺

京都市上京区七本松出水下三番280

観音寺には、通称『百叩きの門』と呼ばれる

伏見城の牢獄の門を移築したものがあります。


七不思議に数えられる門


罪人が釈放される際に

二度と牢獄に戻ってこないよう

門の前で百回叩いてから外に出していた事から

そう呼ばれるようになったそうですよ


そして、この門には七不思議の1つに数えられる

ある不思議なお話が伝わっています。


ある時、『百叩きの門』から

人のすすり泣く声が聞こえてくる!

という噂が立ったそうです


百叩きの門


そこでお寺の住職が門を調べると

扉の片隅にあった潜り戸が

風で開いたり閉まったりして

その都度、人の泣き声のような音がしていました。


住職は門に罪人の霊が乗り移っていると思い

100日間絶食をして念仏を唱え

霊を鎮めたと言われているんですね。


華光寺(げこうじ)


華光寺

京都市上京区出水通六軒町西入七番町331

華光寺には、七不思議に数えられる

あるものが、なんと2つもあるんですよ♪

正確には、ありました!なんですけれど・・・


七不思議の1つ『時雨松』と

これまた七不思議の1つ『五色椿』の

2つの七不思議のものがあったんですね。


根っこ


『時雨松』は晴れている日も

枝から滴を落とし、まるで時雨のようだった

と言われる不思議な松のことです。


また、『五色椿』は五色の花を咲かせるという

なんとも珍しい椿だったようですよ


時雨松の子孫

本堂前には時雨松の子孫が植えられています。


しかし残念な事に現在は、どちらも枯れてしまい

無くなってしまったそうです。


光清寺(こうせいじ)


光清寺

京都市上京区出水通六軒町西入七番町

光清寺には、弁天堂に掛けられている牡丹と猫と蝶の絵馬

通称『浮かれ猫』というのがあります。


牡丹と猫と蝶の絵馬


この絵馬には、七不思議の1つに数えられる

ある不思議な話が伝わっているんですね。


江戸時代、近所の遊里(ゆうり・遊郭)から

弦歌の音が聞こえると

その音につられて絵馬から猫が浮かれ出し

女性の姿になって踊り始めたんだそうです


弁天堂

現在、弁天堂に掛けられているのはレプリカだそうです。


それを知った時の住職は

法力によって猫の絵馬を金網で囲ってしまいます。


しかしその夜・・・

衣冠束帯(いかんそくたい・公卿の正装)に

威儀(いぎ・礼儀)を正した武士が

住職の夢枕に現れ

「私は絵馬の猫の化身だが

あなたに封じ込められ、不自由に耐えられない。

今後は騒がすような事はしないので、許してもらえないか」

と懇願したというんですね。


これを聞いた住職は哀れに思い

封を解いたと言われています。


・極楽寺(ごくらくじ)


極楽寺

京都市上京区七本松通出水下る三番町282

極楽寺には、七不思議の1つに数えられる

ある不思議な山門があります。


その不思議な山門とは、通称『三つ門』とも呼ばれる

潜り戸(小袖門)が2つ付いたものなんですね


七不思議の1つ・山門


潜り戸というのは大門が閉まっている際に

使われたりする門の事で、通常1つして付いていません。

その潜り戸がどういうわけか2つも付いているんですね~。


少し不思議な山門


しかも、なぜ2つの潜り戸が付いているのか

詳しい事は全くわかっていないそうなんです。

こんな珍しい門は他では見ることは出来ないと思いますよ


五劫院(ごこういん)


五劫院

京都市上京区出水通七本松東入七番町348


五劫院には、通称『寝釈迦(ねしゃか)』と呼ばれる

七不思議の1つに数えられるあるものがあるんですね。


そのあるものとは、潜り戸の上の『木の木目』の事で

お釈迦様が寝ているような姿に見えるんです


木の木目をジーっと見ていると・・・


西の方角を向いて寝ているように見える事から

極楽浄土である西方浄土(さいほうじょうど)の方角を

向いているんだとも言われているんですね


地福寺(ちふくじ)


地福寺

京都市上京区七本松通出水下る七番町356

地福寺には、通称『日限薬師(ひぎりやくし)』と呼ばれる

ご本尊の薬師如来像があります。


この日限薬師には七不思議に数えられる

ある不思議な話が伝わっているんですよ。


満開の椿

日限薬師が安置されている本堂


石に穴を空け、五色の紐を通して奉納し

後日、日を決めてから祈願したら

耳の病気が治ったという話が伝わっています


耳の仏様『日限薬師』


その事から、耳の仏様とも呼ばれ

耳の病気にご利益があるそうですよ。


また、日にちを限って願うという事から

日限薬師と呼ばれています。


という事で、今回は出水通七不思議のお寺を

ご紹介させて頂きました

ご興味のある方は一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。


そんな出水通七不思議巡りの場所はコチラ↓


より大きな地図で 出水通七不思議巡り を表示