メモ2013-06-05
テーマ:その他
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京の松上げ巡り

今回ご紹介するのは『京の松上げ(まつあげ)巡り』です

松上げ

松上げとは、京都の洛北(京都市北部)を中心とした

各山村に伝わる行事で

お盆に迎えた精霊を送ると供に、火難除けや五穀豊穰を祈願します。


燈籠木(とろぎ)と呼ばれる10~20メートル程の木の棒の先端に

カゴを取り付け、そこに火の点いた松明(地松・じまつとも言います。)を

投げ入れ、点火させるもので

弧を描きながらいくつもの松明が

夏の夜空に交差する独特の祭です

※カゴの中には杉の葉などが詰め込まれています。このカゴは、地域によって『大笠』や『モジ』とも呼ばれています。


松明

松明には、放り投げやすいように紐が付いています。


松上げの起源は古く

平安時代後期にはすでに行なわれていたとも言われ

火伏せのご利益がある

愛宕神社(あたごじんじゃ)への献灯の意味があるそうです


その後、8月後半に行なわれる事から

お盆に迎えた精霊を送る『送り火』としても行なわれるようになりました。

※愛宕神社は愛宕山(標高924メートル)山頂にある神社で全国に約900社ある愛宕神社の総本社とされています。祭神として祀っている迦遇槌命(かぐつちのみこと)が、鎮火の神として崇敬を受けている事から、火除け(火伏せ)のご利益があるとされています。


籠が燃え上がると、燈籠木を豪快になぎ倒します。


では早速、京都で行なわれる『松上げ』をご紹介します!


・8月15日-花背(はなせ)

花背の松上げ

京都府京都市左京区花脊八桝町

高さ約20メートルの燈籠木に向けて

約1000本の松明が投げ入れられます。


点火するタイミングはもちろん年度によって違いますが

開始から30分~1時間ほどで点火し

燈籠木がなぎ倒された後

花背の松上げでは『伊勢音頭』を歌いながら

お堂(集会所)へと帰っていくんですよ

※詳しくは花背の松上げ 2012(花脊八桝町)の記事をご覧下さい。

開始時間:21時頃~


・8月23日-久多(くた)

京都府京都市左京区久多宮の町

京都市左京区の最北端に位置する久多で行なわれる松上げは

別名『チャチャンコ』とも呼ばれています。


呼び名も違えば、燈篭木の高さも様々で

久多では約10メートルの燈篭木を使い

10人程の方で松明を放り込んでいくそうです。

開始時間:20時頃~


・8月24日-小塩(おしお)

小塩の上げ松

京都府京都市右京区京北小塩町

小塩では「松上げ」ではなく『上げ松』と呼ばれ

毎年、23日に近い土曜日に行なわれています。

※2013年は8月24日となっています。


江戸時代中期より続く小塩の上げ松

一時期途絶えた時期もあったそうですが

昭和48年に地元の若者によって復活しました


燈篭木の高さは15メートル

カゴの大きさは直径2メートルだそうです

ちなみに、観覧者の為に臨時のバスも

この日に合わせて運行しているそうですよ

※詳しくは小塩の上げ松 2012(小塩)の記事をご覧下さい。

開始時間:19時半~


・8月24日-美山町(みやまちょう)

京都府南丹市美山町芦生

京都府南丹市美山町鶴ケ岡川合

京都府南丹市美山町鶴ヶ岡長井

京都府南丹市美山町盛郷

美山町では、各村それぞれ4箇所に

燈篭木を設置して行なうもので

川合・長井・盛郷(もりさと)の各村では

小塩と同様に、松上げではなく『上げ松』と呼んでいます。


ちなみに、盛郷の燈篭木は

高さ20メートルの大人用以外にも

16メートルの子供用も用意され

大人に混じり、子供達も一緒になって上げ松を行ないます

開始時間:20時頃~


・8月24日-雲ヶ畑(くもがはた)

京都府京都市北区雲ヶ畑出谷町

京都府京都市北区雲ヶ畑中畑町

松明でかたどられた『文字』を浮かび上がらせる

雲ヶ畑の松上げは

その他の松上げとは異なり、松明を投げ入れません。

山の中腹(2箇所)に、それぞれ4メートル四方のやぐらを組み

100束以上の松明を灯し、文字(漢字)を表現するんですね。

※五山送り火をイメージしていただければ伝わりますでしょうか。


この漢字は毎年変わるもので、当日まで

ごく限られた関係者しか知る事は出来ないそうです

ちなみに2012年は『永』『平』でした。

※点火場所で見学する事は出来ません。

開始時間:20時頃~(出谷町)・20時過ぎ~(中畑町)


・8月24日-広河原(ひろがわら)

広河原松上げ

京都府京都市左京区広河原下之町

300年以上続く、広河原の松上げは

約1200本もの松明が投げ入れられます。

こちらの燈籠木は約20メートル

カゴの大きさは直径3メートルと

京都の松上げの中でも最大の規模となっています。


その他、倒れた燈籠木に付けられていたカゴの火を

2本の棒で空高くかき上げる

『つっこみ』と呼ばれる独特の作法も見る事が出来ます。

これに加え、広河原の女性達による『ヤッサ踊り』や

男性も交えての『ヤッサコサイ踊り』なども行なわれるんですよ

※詳しくは広河原松上げ 2012(広河原)の記事をご覧下さい。

開始時間:20時過ぎ~


という事で、今回は京の松上げ巡りをお届けしました。

場所はコチラ↓


より大きな地図で 京の松上げ巡り を表示