メモ2014-05-07
テーマ:その他
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京の五重塔巡り

今回ご紹介するのは、京の五重塔巡りです!

京都で現在、五重塔が見れる場所は

なんと4ヶ所あるんですね~


それぞれが有名な塔ですから

全部見たことがある方も多いのではないでしょうか。


ではではさっそく五重塔をご紹介していきましょう


醍醐寺(だいごじ)

醍醐寺・五重塔

醍醐天皇(だいごてんのう)を弔う為に

朱雀天皇(すざくてんのう)が936年(承平6年)に発願し

村上天皇(むらかみてんのう)の時代

951年(天暦5年)12月2日に完成の落慶法要(らっけいほうよう・式典)が行われました。


高さは約38メートルで

相輪(そうりん)は五重塔の約1/3を占めています

※相輪とは屋根のてっぺんにあり、天に向かって突き出た部分の事です。


また醍醐寺創建当時の面影を残す唯一の建物と言われ

京都最古(平安時代の建物)の木像建築物なんですね。


ちなみに日本3名塔の1つに数えられてもいるんですよ♪

もちろん国宝です


応仁の乱の際に

醍醐寺の伽藍のほとんどが焼失してしまったそうなんですけれど

五重塔だけは免れたと言われているんですね。

凄い奇跡ですよね~


内装には、両界曼荼羅や真言八祖が描かれ

日本密教絵画の源流と言われ

こちらも塔とは別に国宝に指定されています。

※真言八祖とは密教がインドで誕生し、中国を経て日本に届けられるまでに関わった八祖(8人の僧)の事です。


フランスの哲学者サルトルは

醍醐寺の五重塔を見て、あまりの美しさに

呆然と立ち尽くしたそうですよ

※国宝五重塔御開扉法要の日に写経奉納された方のみ、四方の扉の外側から拝観出来るそうです。


東寺(とうじ)(教王護国寺(きょうおうごこくじ))

東寺(教王護国寺)・五重塔

弘法大師空海が着工し

空海没後の9世紀末に完成したと言われています。


しかし落雷などにより

現在までに4度も再建されているんですね。


現在の5代目は

1644年、江戸幕府3代将軍である

徳川家光(とくがわいえみつ)によって

寄進された物なんですよ


木像建築では日本最大の高さを誇る木造塔で

その高さは、なんと約55メートルもあります


内部は極際色に彩られた密教空間が広がり

大日如来を中心に4尊の如来

8尊の菩薩が安置されています。


江戸時代の建築様式である

各層の屋根の大きさがほとんど変わらないというのが特徴なので

どっしりした印象を受けますよね


京都と言えば、東寺の五重塔を思い浮かべる人もいるくらい

シンボルになっていて、ライトアップもされているんですよ。

ちなみに現在は東芝のLED照明で照らされているみたいです。

※特別公開の際に内部を見ることが出来ます。


仁和寺(にんなじ)

仁和寺・五重塔

度重なる戦火で焼失を繰り返しましたけれど

1637年(寛永14年)に家光の寄進によって再建されました。


家光と聞いてピーン!ときた人もいると思います

そうなんですね~

仁和寺の五重塔も東寺の五重塔と同じで

各層の屋根の大きさがほぼ一緒という

江戸時代の五重塔の特徴が見られるんですよ。

高さは約36メートルあり重要文化財に指定されています。


内部は大日如来や

その周りに無量寿如来などの四方仏も安置され

柱や壁面には真言八祖や菊花文様が描かれているそうです。


春になると

御室桜と五重塔がとても美しく

カメラマン達の人気のスポットでもあるんですよ

※非公開で内部を見ることは出来ません。


■八坂の塔(法観寺)


聖徳太子(しょうとくたいし)が

如意輪観音のお告げにより

建てたと伝わっていますけれど

創建当時のものは1179年に焼失してしまいました

※聖徳太子について詳しくは、聖徳太子ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。


現在のものは、1440年(永享12年)にくじ引き将軍とあだ名される

室町幕府第6代将軍・足利義教(あしかがよしのり)の

再建によるものなんだそうですよ。

※足利義教について詳しくは、本法寺の記事をご覧下さい。


白鳳時代(はくほうじだい・7世紀後半~8世紀初め)の建築様式で

高さが約46メートルあり

重要文化財に指定されています。

内部には本尊五智如来像5体を安置しています。

※五智如来について詳しくは、蓮華寺の記事をご覧下さい。


東山のシンボル的存在の八坂の塔は

法観寺(ほうかんじ)の五重塔なんですよ

※不定期に公開されています。


という事で今回は京の五重塔巡りを

ご紹介させていただきました。


詳しい場所はコチラ↓


より大きな地図で 京の五重塔巡り を表示


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