2012-07-16 | |
テーマ:祭り・イベント |
祇園祭 石見神楽(八坂神社)
こんにちは京子です。
役行者山で行われた役行者山護摩焚供養(えんのぎょうじゃやまごまたきくよう)に続きまして
19時からは八坂神社で行われました
国の無形文化財に指定されている石見神楽(いわみかぐら)をレポートしたいと思います
石見神楽とは、神楽の様式の1つです
元々は五穀豊穣に感謝をし、神職の方によって奉納されていた神事でした。
しかし明治初期に出た『神職演舞禁止令』により神職による奉仕が出来なくなると
氏子に受け継がれ、時代と共に変化し、そのリズムは石見の人の気性そのものだと言われています
さて、では早速レポートしていきたいと思います。
18時半頃、八坂神社に到着した京子
南楼門横の能舞殿では、神楽が始まる所でした
最初に会長さんによる挨拶があり
いよいよ石見神楽の始まりです。
最初の演目は『神楽』です。
この舞には基本的な舞い方が全て入っていて
舞人は必ず1度は経験しなければいけないそうですよ
2番目の演目は『天神』
天神と言えば、菅原道真(すがわらのみちざね)ですよね。
昌泰(しょうたい)の変で九州の大宰府へと流された道真が
自分を貶めた藤原時平を雷神となって成敗する場面を現しています
※詳しくは菅大臣神社 その1をご覧ください。
3番目の演目は『牛若丸』
牛若丸と言えば、五条大橋の上で行われた弁慶との戦いですよね。
1000本の刀を集めようと既に999本の刀を集めていた弁慶
残すところ後1本の刀を探していた所に現れたのが源義経こと牛若丸です3。
劇中ではそんな牛若丸vs弁慶の戦いを表現しています。
※詳しくは源義経ゆかりの地巡りをご覧ください。
4番目の演目は『大江山』
丹波の国(現在の京都)にある大江山に住み着いていた
酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼を退治する場面を表現しています。
この鬼は、都へ出ては悪行の限りを尽くすので
これに困った一条天皇は源頼光(みなもとのよりみつ)に討伐を命じ
配下の四天王と共に大江山へと向かいます
そしていよいよクライマックスの『大蛇』です。
皆さんご存知、八坂神社のご祭神である
素戔嗚尊(スサノオノミコト)が
8つの峯、8つの谷に渡るほど巨大で
8つの首を持つ大蛇ヤマタノオロチを倒すお話です
※詳しくは貴船祭 2012(貴船神社)、貴船祭 2011(貴船神社)をご覧ください。
上記の演目を動画でまとめてみました
是非、ご覧くださいね。
そんな迫力満点の石見神楽が行われた八坂神社の場所はコチラです。
大きな地図で見る
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