2015-01-30 | |
テーマ:京の名水 |
祗園神水
今回ご紹介するのは
八坂神社境内に湧き出ている名水
祗園神水(ぎおんしんすい)を
ご紹介したいと思います!
この名水は八坂神社本殿の東側にある
末社・大神宮社(だいじんぐうしゃ)の前にある
井戸の湧き水で八坂神社本殿の下から
湧き出ているそうです
ちなみに祗園神水は
地元の方に『力水』と呼ばれ
気の力が得られる水として
親しまれているんですよ~
そんな名水なら
ぜひとも飲んでみたい!!
と思いますよね
けれどこちらの力水
注意書きのようなものが貼ってあり
「飲料用ではありません!」
と書かれていました
の、飲めないんですね
でも、そこで諦めてはいけません♪
なんと!八坂神社境内の自動販売機には
力水と書かれたドリンクが
売られていたりするんですよ~
これはもう必見ならぬ必飲ですよね
※同じ水なのかは確認してません。
ちなみに八坂神社の湧き水と言えば
女性の方は、こちらを思い浮かべる人も
多いのではないでしょうか♪
そう!力水の他にも有名なのが
美御前社(うつくしごぜんしゃ)の
美容水です
こちらの湧き水もどうやら本殿の下から
湧き出ているようですよ~
それにしても八坂神社の本殿の下から
湧き水が涌いているというのは
何とも不思議な感じがしませんか
本殿
通常、建物を建てる場合は
地盤のしっかりしている所を選ぶと思うんですけれど
これではまるで湧き水の上に建っているみたいですよね。
その答えのヒントになりそうな事が
江戸時代後期に発行された
京都名所案内ガイド本ともいえる
『都名所図会(みやこめいしょずえ)』に書かれていました。
それによると
八坂神社本殿の下には
竜宮へと通じている
龍穴(りゅうけつ)の存在が
書かれているんですね
龍穴というのは風水では
大地の気が吹き上がる場所のようで
現代風に、わかりやすく言い換えるなら
超強力なパワースポット
という事でしょうか
つまり、そのエネルギーを得るため
その場所に本殿を建てたんだと思います♪
ちなみに、その龍穴の深さを
梨本の座主(現在の三千院門跡の座主)が計ったところ
50丈(約151メートル)にも及び
図りきる事が出来なかったみたいです
※京都を代表するランドマークの京都タワーは下のビル部分も含めて約131メートルですから、どれほど深いかわかって頂けると思います。
それ以上に穴は深いという事ですから
この世ではない何処かに繋がっていても
不思議ではなさそうですね
京都は昔から豊富な地下水のある場所と
いわれていますけれど
まさか八坂神社にも水脈があるなんて
思いもよらなかった・・・という人も
多いのではないでしょうか♪
そんな祗園神水の湧き出ている
八坂神社の場所はコチラ↓
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