こんにちは京子です
さて、本日ご紹介するのは・・・
京都十六社朱印めぐりです
これは、今年に入って京子が集めてきた朱印の数々なのです
京都十六社朱印めぐりとは
毎年、元旦から2月15日までの間に京都市内に点在する
16の神社を巡り、『朱印』を頂戴する事で
厄除け、安産、健康長寿、交通安全、学問成就などなど
様々なご利益をいただけます
朱印は、それぞれの神社に参拝した際に社務所でいただけます。
※料金は1回300円。時間は9:00~17:00になります。
ご朱印は参拝者の願いが神様に届けられた事の証として
身近に保存し、大事にするものなんですよ
なので記念スタンプとはちょっと違うのです。
京洛の古社十六社を年の初めに巡拝し、各社より朱印を授かります。
すべての神社を参拝することで
一年間あらゆるご利益が得られます。
朱印帳は何よりも思い出になり、記念になります
京都十六社朱印めぐりで、人とはちょっと違う初詣をしてみるのもいいかもしれませんね。
京都十六社朱印めぐり神社一覧
(回る順番は特に決まっていません。どこから回ってもOKです)
【その1】粟田神社
(ご利益:旅立守護・厄除)
粟田とは地名であり、京の七口(きょうのななくち)のひとつである
『粟田口(あわたぐち)』の事を指します。
粟田口は東海道や、近江、大津から京都に入る入り口であり
京都よりも東の国からやって来た人々は
粟田口に来ると「無事に京都に着いた」と安堵したとか。
逆に、京都を出る人にとっても旅立ちの場所でもありました。
その際に粟田神社に立ち寄り安全を祈願し参拝していたんですね
※詳しくは粟田神社の記事をご覧下さい。
【その2】市比賣神社
(ご利益:女性の守り神・市場の守り神)
祭神が全て女性の神様である事から
女性の参拝者が多く
縁結び・子授け・女人厄除けなどのご利益がある神社です。
795年、桓武天皇の勅使により京の市座(市場)の守護を
目的として建てられた事から
全国の市場には
この市比賣神社の分社(市姫社)が多く祀られているですよ
※詳しくは市比賣神社の記事をご覧下さい。
(ご利益:健康長寿・お腹の神・病魔退散)
京都三熊野社のひとつ。
平安時代、天皇家の中で流行った「熊野詣(くまのもうで)」は
紀伊半島南部、和歌山と三重の県境にある
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社という熊野三山の参拝でした。
しかし、一度の参拝に莫大な時間やお金がかかる事から
京都に勧請され、京都三熊野社が建てられました。
後白河法皇の腹痛の病が治まったという古事も残されています
【その4】今宮神社
(ご利益:健康長寿・良縁開運)
京都三大奇祭の1つである「やすらい祭」が行われる事でも有名な神社。
徳川綱吉の生母である桂昌院(けいしょういん)から崇敬を受け
1694年には荒廃していた社殿の造営なども行われました。
今宮神社は『玉の輿の神様』とも言われて
八百屋の娘だった『お玉(桂昌院の名前)』が将軍家光の側室となり
豪華な輿に乗った事が「玉の輿」の語源になっているそうですよ
※詳しくは今宮神社の記事をご覧下さい。
【その5】御霊神社
(ご利益:厄除・心しずめ・学業成就)
創建は794年。桓武天皇が平安京の守り神として
彼の弟である早良親王の神霊を祀ったのが始まりです。
当時起こった天変地異は、早良親王の祟りだと考えられていたんですね。
この事より心を静めるご利益があるのでしょう。
1467年『応仁の乱』の勃発の地でもあります
※詳しくは上御霊神社の記事をご覧下さい。
【その6】吉祥院天満宮
(ご利益:受験合格・開運招福)
全国に点在する天満宮は
学問の神様で有名な菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られている神社です。
道真は朝廷に仕えていた人物で頭も良く、天皇からも重宝されていましたが
時の左大臣だった藤原時平(ふじわらのときひら)と対立し
デマを流された挙句に、左遷された悲しい運命を持っている人物です
彼は最後まで京に戻る事が出来ず、不遇の死を遂げた事から
その後の公卿の死や、落雷などは道真の祟りだと当時考えられました。
そこで、彼の怒りを鎮める為に全国に天満宮が建てられる事となります。
その中でも、一番最初に建てられたのが吉祥院天満宮です
※詳しくは吉祥院天満宮の記事をご覧下さい。
【その7】熊野神社
(ご利益:縁結び・安産・病気平癒)
朱印のカラスは
熊野社の神使である『八咫烏(やたがらす)』です。
三本足の特徴的なルックスは
日本サッカー協会のシンボルマークにも使われている事で有名ですよね
※詳しくは吉祥院天満宮の記事をご覧下さい。
【その8】熊野若王子神社
(ご利益:学業成就・商売繁盛)
京都三熊野社の1つになります。
室町8代将軍「足利義政(あしかがよしまさ)」が
この地で花見を開いた事でも知られています。
義政は、銀閣寺に代表される
東山文化を作った室町幕府の将軍であり
このあたり一帯は「東山」と呼ばれ
彼にとっての活動拠点でもありました
※詳しくは熊野若王子神社の記事をご覧下さい。
【その9】御香宮神社
(ご利益:安産・病気平癒)
平安時代(862年)
境内から香りが良く、万病に効く水が沸いて出たことを理由に
清和天皇から「御香宮」の名を賜ったと言われている神社です。
現在でも「伏見の御香水」は名水百選のひとつに認定されています。
お腹に子供を宿しながらも三韓征伐を行った武神である
神功皇后(じんぐうこうごう)が主祭神という事から
安産や子育てのご利益があります
※詳しくは御香宮神社の記事をご覧下さい。
【その10】西院春日神社
(ご利益:厄除け・病気平癒)
833年に淳和天皇(53代天皇)が建てた淳和院とよばれる離宮に
春日大社を勧請した事が西院春日神社の始まりと言われています。
病気を癒す伝説の霊石と呼ばれている「疱瘡石」は
当時、死亡率の高い感染症であった天然痘(疱瘡)から
淳和天皇の娘を救ったという逸話が残されています
一時は行方不明になっていた「疱瘡石」ですけれど
近年になり発見され
西院春日神社では毎月3度、一般公開されています
※詳しくは西院春日神社の記事をご覧下さい。
【その11】豊国神社
(ご利益:開運招福・良縁成就)
1598年、豊臣秀吉は伏見城において生涯を終え
遺骸は遺命により東山阿弥陀ヶ峯の頂に葬られ
翌年、1599年に豊国社が創建され祀られる事となりました。
豊臣家滅亡後は徳川家康によって一時期は廃祀されましたと言われています。
境内には、秀吉の旗印である『千成瓢箪』にちなんだ
ひょうたん絵馬があり、朱印にもその姿を見る事が出来ます
※詳しくは豊国神社の記事をご覧下さい。
【その12】長岡天満宮
(ご利益:合格祈願・厄除開運)
学問の神様で有名な菅原道真(すがわらのみちざね)の祟りを
鎮める為に建てられた天満宮の中でも
かつて、彼の所領だった場所にあるのが長岡天満宮です。
京都屈指の桜の名所の1つとしても有名です。
朱印には、天満宮の神使とされている牛の姿も見る事が出来ます
※詳しくは長岡天満宮の記事をご覧下さい。
【その13】岡崎神社
(ご利益:子授け・安産・良縁結び・厄除け)
岡崎神社は
桓武天皇が京の町を災いや戦から守る為に
都の四方に立てた社の1つであり
京の東側に位置する事から「東天王(ひがしてんのう)」と呼ばれていました。
付近一帯はかつて、野うさぎの生息地だった事から
うさぎは氏神様(その土地の神様)の神使いと言われ境内のいたる所に
うさぎの銅像や絵馬を見る事が出来ます
うさぎは多産である事から
安産や子授けのご利益があると言われています
※詳しくは岡崎神社の記事をご覧下さい。
【その14】藤森神社
(ご利益:男人守護の神・勝運と馬の社)
競馬関係者(馬主・騎手等)や競馬ファンに強い信仰を受け
必勝祈願に参拝する方が多い神社です。
5月5日には駈馬神事(かけうましんじ)も行われています。
境内には3500株もの紫陽花が植えられており
6月には紫陽花(あじさい)苑が公開される事でも有名です
※詳しくは藤森神社の記事をご覧下さい。
【その15】六孫王神社
(ご利益:出世開運・家運隆昌)
祭神である源経基(みなもとのつねもと)は
清和源氏の祖とであり、江戸時代には源氏ゆかりの神社として
武家の信仰が厚かった神社です。
六孫王とは、源経基の別名でもあり
清和天皇の六番目の子供の貞純親王の息子(六番目の子供の孫)だった事から
そう呼ばれていたと言われています
※詳しくは六孫王神社の記事をご覧下さい。
【その16】わら天神宮(敷地神社)
(ご利益:安産・厄除け・子授け)
わら天神の通称で知られる敷地神社は
安産のご利益で有名な神社です。
安産御守として「藁(わら)の護符」が授与され
藁に節があれば男児、無ければ女児が生まれるといわれています
※詳しくは敷地神社の記事をご覧下さい。
京都十六社朱印めぐりの場所はコチラ↓
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