2015-09-05 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その112
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
法輪寺(ほうりんじ)の十三参りでは、知恵を授かった後、渡り終えるまで後ろを振り向いてはならないとされる橋がある。それはどこか。
ア.観月橋(かんげつきょう)
イ.勧進橋(かんじんばし)
ウ.渡月橋(とげつきょう)
エ.御園橋(みそのばし)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.渡月橋
『十三まいり』は、13歳になる子供が
3月中旬から5月中旬にかけて
法輪寺に安置される
無限の智恵や慈悲を持つとされる
ご本尊『虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)』に
知恵を授かりに行くというもので
京都の慣わしの1つなんですね
法輪寺を訪れ知恵を授かった後は
長い渡月橋を1度も
振り返ることなく渡るという
不思議な慣わしがあるんですよ
なんでも1度でも振り返ってしまうと
折角のご利益がなくなっちゃうそうです
続いて2問目です。
【問題】
創建当初、『桜の宮』と呼ばれた嵐電沿線にある神社はどこか。
ア.梅宮大社(うめみやたいしゃ)
イ.車折神社(くるまざきじんじゃ)
ウ.西院春日神社(さいいんかすがじんじゃ)
エ.平野神社(ひらのじんじゃ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.車折神社
車折神社は平安時代末期の儒学者である
清原頼業(きよはらのよりなり)が
亡くなった後、頼業の霊を祀った廟所を
設けたのが始まりなんだそうです
創建当初は、『桜の宮』と
呼ばれていたそうですけれど
ある時、後嵯峨天皇
(ごさがてんのう:第88代天皇)が
嵐山の大堰川(桂川)に遊びに来た際
お社の前で牛車の轅(ながえ)が
折れた事から『車折大明神』という
称号が送られ、『車折神社』と
名乗るようになったんですね
3問目にいってみましょう。
【問題】
次の神社と名水の組み合わせのうち、正しいものを1つ選べ。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
市比賣神社(いちひめじんじゃ)にある名水
天之真名井(あめのまない)は
古くから京都七名水の1つに数えられ
市比賣神社が旧地にあった際には
清和天皇(せいわてんのう:第56代天皇)から
後鳥羽天皇(ごとばてんのう:第82代天皇)
までの27代の間、皇室の産湯として
使われていたそうです
市比賣神社の絵馬
また、絵馬を掛けて
口に水を含んで祈願すると
1つの願いが叶うという事から
『一願成就の井戸
(いちがんじょうじゅのいど)』
とも呼ばれているんですよ
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
石峰寺(せきほうじ)では毎年9月10日に、ある京都出身の絵師を偲んで法要が行われている。ある絵師とは誰か。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
石峰寺では、伊藤若冲の命日にあたる
9月10日に若冲を偲んで法要が行われています
伊藤若冲は、江戸時代の天才絵師で
鮮やかで華やかな色使いが特徴的な事から
色彩の魔術師と言われたりします
※伊藤若冲について詳しくは、伊藤若冲ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。
そんな若冲は晩年
石峰寺の門前に住居を構えて
妹と2人で過ごしたそうで
その後、85年の人生に幕を下ろし
石峰寺に葬られました
こうしたゆかりで石峰寺では2000年から
『若冲忌』を行っているそうですよ!
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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