2012-08-21 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その84
こんにちは京子です
本日は京都検定の過去問をお届けします。
写真と解説付きで掲載していますので
是非、問題にチャレンジしてみて下さい
では1問目です。
【問題】
五山の送り火で「法」の字の真下に位置する寺院はどこか。
ア.常寂光寺(じょうじゃっこうじ)
イ.松ヶ崎大黒天(まつがさきだいこくてん)
ウ.妙満寺(みょうまんじ)
エ.本能寺(ほんのうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.松ヶ崎大黒天
正式名称は妙円寺(みょうえんじ)と言い
1616年に日英(にちえい)というお坊さんが
大黒天を祀った事に始まります
松ヶ崎大黒天と呼ばれるようになった理由は
日蓮宗の守護神であり七福神の一人である大黒天を
『松ヶ崎』という場所に祀っている事から呼ばれるようになったそうです
※詳しくは松ヶ崎大黒天(妙円寺)の記事をご覧ください。
2問目にいってみましょう
【問題】
東本願寺の別邸で枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれ、石川丈山が作成に関わった池泉回遊式の庭園があるのはどこか。
ア.滴翠園(てきすいえん)
イ.渉成園(しょうせいえん)
ウ.有清園(ゆうせいえん)
エ.清流園(せいりゅうえん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.渉成園
1641年に宣如(せんにょ・東本願寺を作った教如の息子)という
お坊さんに土地が寄進された事に始まります。
枳殻邸という名称は枳殻(カラタチ)という
ミカン科の植物が植えられている事に由来するそうです
※詳しくは渉成園の記事をご覧ください。
3問目にいってみましょう!
【問題】
俗に「伽藍面(がらんづら)」と称され、明治14年(1881)に消失した大仏の左手が残されている寺院はどこか。
ア.建仁寺(けんにんじ)
イ.方広寺(ほうこうじ)
ウ.東福寺(とうふくじ)
エ.泉涌寺(せんにゅうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.東福寺
伽藍面とは創建当時
壮大な大伽藍(寺院の主要建物の事)を有していた事にちなんでいるそうです
ちなみに東福寺という名前は
『東大寺』規模の大きさと
『興福寺』の教えの素晴らしさに習い
一文字ずつ取って名付けられたんだそうですよ
紅葉の名所としても有名ですので
これからの時期は要チェックです
※詳しくは東福寺 その2の記事をご覧ください。
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので、選択問題ではありません。
スバリでお答えください!!
【問題】
かつて白峯神宮の地に邸宅があり、和歌の宗家であるとともに、蹴鞠の宗家としても知られているのは何家か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
飛鳥井家(あすかいけ)
飛鳥井家は藤原氏北家の流れを汲む家系です。
新古今和歌集を撰者した1人なんだそうですよ
蹴鞠は538年に仏教伝来と共に伝わったと言われ
鞠の守護神である『精大明神(せいだいみょうじん)』は
現在も
境内摂社である『地主社』に祀られています。
※詳しくは春季例大祭・淳仁天皇祭 2012(白峯神宮)の記事をご覧ください。
という事で、本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?
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