 | 2016-02-13 |
| テーマ:京都検定対策問題 | |
京都検定対策問題 その160
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね～♪
では、早速1問目です。
【問題】
通称「黒谷さん（くろたにさん）」と呼ばれて親しまれている寺院は次のうちのどこか。
ア.金戒光明寺（こんかいこうみょうじ）
イ.清浄華院（しょうじょうけいん）
ウ.知恩院（ちおんいん）
エ.知恩寺（ちおんじ）
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.金戒光明寺
金戒光明寺は、通称『黒谷さん』と
呼ばれる浄土宗の大本山で
平安時代の1175年に
浄土宗の開祖である法然（ほうねん）が
念仏道場を建てた事に始まるんですね
法然も『黒谷上人』と
呼ばれていたりするんですね
幕末には、京都の治安維持の為に
京都守護職会津藩の本陣が
置かれた事でも知られ
山上墓地北東には
『會津藩殉難者墓地』があります
会津墓地の由来と刻まれた石碑
続いて2問目です。
【問題】
次の老舗和菓子屋と代表銘菓の組み合わせで正しいものを1つ選べ。
ア.笹屋伊織（ささやいおり）-夷川五色豆（えびすがわごしきまめ）
イ.末富（すえとみ）-どら焼き
ウ.俵屋吉富（たわらやよしとみ）-雲龍（うんりゅう）
エ.豆政（まめまさ）-うすべに
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.俵屋吉富-雲龍
俵屋吉富は、雑穀商を営んでいた
俵屋惣兵衛が『澤屋播磨御菓子司』に奉公し
お店を継いだ事に始まります
代表銘菓である雲龍は
俵屋吉富の7代目、石原留次郎が
相国寺に蔵されていた
狩野洞春（かのうどうしゅん）筆の
『雲龍図（うんりゅうず）』に魅せられて
考案したといわれているんですね
俵屋吉富
留次郎は、雲に乗る龍のたくましさや
勇ましさを何とか表現できないかと
長年に渡り構想を練って
完成させたんだそうですよ
※詳しくは、俵屋吉富（雲龍）の記事をご覧下さい。
3問目にいってみましょう。
【問題】
「京都五山の送り火」の際、「法」の字で知られる松ヶ崎東山の麓にある寺院はどこか。
ア.西方寺（さいほうじ）
イ.浄土院（じょうどいん）
ウ.遍照寺（へんじょうじ）
エ.妙円寺（みょうえんじ）
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.妙円寺
妙円寺は、江戸時代の1616年（元和2年）に
日蓮宗の日英（にちえい）が隠居所として建立し
日蓮宗の守護神でもある
大黒天を祀った事に始まるんですね
松ヶ崎東山の麓にお寺がある事から
『松ヶ崎大黒天（まつがさきだいこくてん』
と、呼ばれ親しまれています
1969年（昭和44年）に
信者の方による献火が元で
お堂が焼ける火事に見舞われたんですけれど
大黒天だけは焼けずに無事残ったそうで
『火中の大黒さま』とも呼ばれているんですよ
松ヶ崎大黒天のなで大黒
2ヶ月に1度、甲子大祭
（きのえねたいさい）の際には
普段は見る事が出来ない
大黒天がご開帳となります
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい！
【問題】
西陣（にしじん）にある浄福寺（じょうふくじ）は、本堂にちなんで通称何の寺と呼ばれているか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
日本最古の違法建築の寺
浄福寺は、京都市上京区の
西陣（にしじん）にある
恵照山と号する浄土宗の寺院で
延暦年間（782～806年）に
賢憬（けんけい）が鬼門除けとして
京都御所の東北に創建したのが始まりです
そんな浄福寺は
『日本最古の違法建築の寺』といわれ
江戸時代に幕府から出された
三間梁規制（さんげんはりきせい）という
建築に関する御触書に
本堂が違反していたんですね～。
本堂
三間梁規制では建物の
梁行（はりゆき：奥行き）の長さを
三間（約5.45メートル）までに
制限されていました
※詳しくは、浄福寺の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました！
みなさんは何問正解されましたか？
