2015-05-06 | |
テーマ:京の名水 |
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菊水若水
今回ご紹介するのは
京都市伏見区の城南宮(じょうなんぐう)にある名水
菊水若水(きくすいわかみず)です!
菊水若水は
古くから飲めばあらゆる病気が治るといわれ
病気平癒のご利益があると信仰されています
江戸時代の初め頃
霊元法皇(れいげんほうおう・第112代天皇)
が、この水を飲んで
歯痛を治したといわれているんですね♪
また、お百度を踏んで祈願し
菊水若水を病人に持ち帰る習慣もあったそうですよ
ちなみに奈良県の東大寺にある二月堂(にがつどう)の
お水取りで使われる若狭井(わかさい)は
この菊水若水の井戸を経て
若狭井に達しているといわれているんですね~
※余談ですけれど若狭井の水源は福井県の若狭鵜の瀬(うのせ)で水薬師寺(みずやくしじ)の地下を通っているという伝承を以前ご紹介しましたよね。
そんな菊水若水は現在、伏見の名水といわれ
伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る
『伏見名水スタンプラリー』の
1ヶ所に数えられているんです
※全てのスタンプを集めると先着で記念品がもらえるそうです。
ちなみに伏見という地名は
もともと伏水(ふしみず)といって
良質な伏流水(地下水)が豊富にある事が
由来といわれているのは、もう皆さんご存知ですよね
そして豊富な地下水のある場所という事もあり
お酒の醸造が盛んで酒所としても有名な地域なんです。
城南宮についても簡単にご紹介しますと
794年(延暦13年)、平安京遷都の際に
平安京の南を守る為に建てられ
王城(都)の南にある事から
城南宮という名が付けられたそうですよ♪
※詳しくは、城南宮 その2の記事をご覧ください。
というワケで霊験あらたかな菊水若水を飲んでみると・・・
冷たくて、とってもまろやか!
なんだか健康になりそうな気がします
水量も豊富なのがいいですよね
菊水若水はいつでも飲めるんですけれど
5月末までは
『伏見名水スタンプラリー』が行われているので
名水巡りをしながらスタンプを集めてみてはいかがでしょうか
そんな菊水若水のある城南宮の場所はコチラ↓
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