2011-12-07 | |
テーマ:紅葉 |
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城南宮の紅葉
こんにちは、京子です。
さて、本日も紅葉レポートをしたいと思います
紅葉前線 2011を見ても分かるように
そろそろ京都の紅葉も
( ´Д`)終わりを迎えようとしています。
今年最後の紅葉を見に行くなら
もう後少ししかありませんよ~
では、今日も
京都の紅葉をひとつご紹介したいと思います
どちらかと言いますと・・・
城南宮(じょうなんぐう)です
さて城南宮は、もう何度も訪れていますけれど
秋の城南宮は初めてなんですよね
そんな城南宮の紅葉は『楽水苑』と呼ばれるお庭で
楽しむ事が出来ます。
「春の山」「平安の庭」「室町の庭」「桃山の庭」「城南離宮」
という5つのお庭から構成された楽水苑の中から
本日は2つのお庭をご紹介させていただきます
まずは・・・
平安の庭です
ちなみに、このお庭で行われているのが
『曲水の宴(きょくすいのうたげ)』なんですよね。
こちらのお庭は、平安時代がコンセプトに作庭されたお庭です。
平安時代後期、ここ城南宮が
政治や文化の中心になった時代がありました。
白河上皇の離宮が造営され
政治を取り仕切られたのですね
以後も、鳥羽天皇、後白河天皇、後鳥羽天皇と
150年に渡って城南宮には貴族が沢山住み
貴族たちの遊びや文化が根付いたとも言えます。
庭にはこのように遣水(やりみず)があります。遣水とは庭園内に水を導き入れ流す事です。
貴族たちはこの地で
春には花見をしたり、時には和歌の宴を開いたり
そして、秋には紅葉と
四季折々を楽しみ過ごしていたのですね
庭園には綺麗に苔が敷き詰められています。
紅葉が美しい庭とマッチしていて
とても風情がありましたよ。
そして、もうひとつご紹介するお庭が・・・
室町の庭です
写真は茶室『楽水軒』からのショットです。
室町の庭には、このような茶室もありますので
お抹茶を飲んでじっくり、ゆっくりと鑑賞する事も可能です。
お庭は、池泉回遊式庭園となっていて
池を中心に歩いて回れるお庭になっています。
歩いて楽しめる工夫も盛り込んであり
池に沿うように様々な植物が植えてありました
春にはツツジや藤なども綺麗に色づくそうです。
ちなみに、楽水苑の5つのお庭の中でも
最初に作られたのが「室町の庭」と「桃山の庭」なんですよね。
作庭したのは昭和の小堀遠州とも称えられた
中根金作さんという方です。
日本国内はもとより海外でも作庭されていて
合わせてなんと・・・300ものお庭を手がけられたそうです
茶道や生花(いけばな)に能楽など
日本文化の基礎が生まれた室町時代を
イメージして作られた室町庭園は
お茶に、お花にと楽しめるのが魅力のお庭ですよっ
そんな城南宮の場所はコチラ↓
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