2015-05-14 | |
テーマ:京の名水 |
伏水
今回ご紹介するのは
京都市伏見区にあるキザクラカッパカントリーにある名水
伏水(ふしみず)です!
伏見は、良質な伏流水(地下水)が豊富にある事から
かつて伏水(ふしみず)と呼ばれていたんですよ~
今回ご紹介する伏水も
伏見が伏水と呼ばれていた事にちなんで
名付けられたといわれています
そんな名水伏水は
地下約60メートルから湧き出ていて
黄桜株式会社の清酒『黄桜(きざくら)』の
仕込み水として使われているんですね!
伏見の名水特有の
香りが良く、まったりとした口当たりが
お酒の仕込み水にピッタリなんだとか
昔から『銘醸地に名水あり
(めいじょうちにめいすいあり)』
と言われるように
伏見は、お酒の醸造が盛んな酒所として
有名な地域なんですね
※伏見には月桂冠(月桂冠株式会社)やキンシ正宗(キンシ正宗株式会社)、神聖(株式会社山本本家)といった酒蔵・酒元が19もあります。
ここで黄桜株式会社についても簡単にご紹介しますと・・・
黄桜株式会社は
1925年(大正14年)に初代松本治六郎が
澤屋(現在の松本酒造)の商標を譲り受け
分家として『松本治六郎商店』を創業したのが
始まりといわれています
そして、1964年(昭和39年)になると
社名を黄桜酒造株式会社とし
1966年(昭和41年)には
金印『黄桜』を販売したそうですよ。
その後、社名から酒造を外し
黄桜株式会社に変更したんですね~
ちなみに黄桜とは
黄色い桜の花を咲かす
鬱金桜(うこんざくら)の別名の事
なんですけれど
この黄桜を松本治六郎が好きだったので
その名が付けられたそうですよ
そういった理由からか
記念館中庭である黄桜広場には
鬱金桜が植えられていました♪
伏水のペットボトル。 Fukumizu-Water bottled water
こちらは黄桜の記念館併設レストラン
『キザクラカッパカントリー』で
お土産として売られている伏水のペットボトルです
※ちなみに北館と南館に別れていてレストランなどが北館で、酒造や伏水が南館にあります。
キザクラカッパカントリー。黄桜の歴代のCMやマスコットキャラのカッパの原画、河童資料館を見る事が出来ます。
伏水を実際に飲んでみると・・・
まろやかで口当たりが良く
とってもおいしかったです
地元の方はこの水で
お茶やコーヒーを入れたりされるそうです。
紅茶も楽しめると思いますよ
そして、こちらはキザクラカッパカントリーの
酒造工房に吊るされていた杉玉です。
杉玉 Sugidama(ball made from Japanese cedar)
杉玉とは酒蔵や酒元で
新酒が出来た時に皆にお知らせする
目的で作られるものなんですね~
ちなみに伏水は現在、伏見の名水といわれ
伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る
『伏見名水スタンプラリー』の
1ヶ所に数えられています♪
全てのスタンプを集めると
先着で記念品がもらえるそうなので
ご興味のある方は、これを機会に
伏見の名水を巡ってみてはいかがでしょうか
そんな伏水が涌く
キザクラカッパカントリーの場所はコチラ↓
Tweet1 ■はじめまして
この4月まで京都(正確には宇治ですが・・・)に住んでいました。
なので、この記事を見ては、家族でカッパカントリーに行ったことを懐かしく拝見しています。
カッパカントリーでは日本酒も良いですが、意外と地ビールも良いですよね。
東男となった今、京子さんのブログが楽しかった京都を思い出させてくれる存在です。
今後とも、楽しみに拝見させていただきますね!
りゅうせいさん 2015-05-15 21:35:06
2 ■Re:はじめまして
>>りゅうせいさん
地ビールもオススメなんですね!
また機会があって訪れた時には
試してみます♪
コメントありがとうございました。
京子 2015-05-17 10:06:31
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