2015-02-15 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その48
本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
腕試しに挑戦してみてくださいね。
1問目です。
【問題】
御室御所ともいわれる仁和寺の金堂(国宝)は御所の何を移築したものといわれているか。
ア.紫宸殿(ししんでん)
イ.清涼殿(せいりょうでん)
ウ.仁寿殿(じじゅうでん・じんじゅでん)
エ.承香殿(じょうきょうでん・しょうきょうでん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.紫宸殿
仁和寺の金堂は
慶長年間(1596~1615)に造営された
紫宸殿(正殿)を寛永年間(1624~1643)に移築したものと
いわれているんですね
現存する最古の紫宸殿ともいわれ
境内には仁和寺の本尊である
阿弥陀三尊が安置されています。
※仁和寺について詳しくは、仁和寺 その1、仁和寺 その2の記事をご覧ください。
ちなみに選択肢に出てくる建物は
全て内裏にあった建物なんですよ
2問目にいってみましょう。
【問題】
日像(にちぞう)が開山したお寺で『龍華の三具足(りゅうげのみつぐそく)』と呼ばれているのは立本寺(りゅうほんじ)と妙覚寺(みょうかくじ)と残りはどこか。
ア.妙心寺(みょうしんじ)
イ.妙満寺(みょうまんじ)
ウ.妙顕寺(みょうけんじ)
エ.妙法院(みょうほうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ウ.妙顕寺
妙顕寺は
鎌倉時代後期の1321年(元亨元年)
洛中では日蓮宗最初の寺院として
創建されました
ちなみに日像は
日蓮宗の開祖・日蓮(にちれん)の
孫弟子です!
現在の伽藍の大半は
江戸時代に起きた天明の大火(1788年・天明8年)で
消失したそうなんですけれど
すぐに復興・再建されたそうです
引き続いて3問目です。
【問題】
東福寺の塔頭・龍吟庵(りょうぎんあん)にある枯山水庭園の西庭は誰の作庭といわれているか。
ア.夢窓疎石(むそうそせき)
イ.重森三玲(しげもりみれい)
ウ.小堀遠州(こぼりえんしゅう)
エ.中根金作(なかねきんさく)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
イ.重森三玲
重森三玲は
昭和初期に活躍した作庭家です
また、彼は作庭だけでなく
日本画や茶道、いけばな等も
学んだそうですよ
ちなみに彼が作庭した龍吟庵の
西庭である龍の庭は
寺名にちなんだものといわれているんですね
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
建仁寺霊源院(れいげんいん)に伝わる達磨図を描いたのは誰か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
足利義勝(あしかがよしかつ)
足利義勝は
室町時代中期に活躍した
室町幕府第7代将軍です
達磨図は
そんな彼が10歳の時に
描いたといわれています!
ちなみに霊源院は
創建当初は霊泉院と呼ばれていたお寺で
龍山徳見(りゅうさんとくけん・僧)を勧請開山として
創建したそうですよ
※勧請開山とは高僧などの名を借りて開山とする事です。
という事で今回も4問出題させて頂きました。
皆さんは何問正解されましたか?
Tweet雑談掲示板 新着