![]() | 2010-04-13 |
テーマ:お寺 |
関連:仁和寺 その2 / 土砂加持法要(仁和寺) / |
仁和寺 その1
最近天気がパっとしない京都です
でも気温が上がって雨以外の日は過ごしやすい今日この頃
さて!
今回訪れた場所は
世界遺産にも
登録されているこちらですっ!
仁和寺に行って参りましたーーー
今回なぜ、仁和寺にきたのかといいますとっ
それはちょっと後でご説明するとして…
まずは~~~
到着してすぐにこの巨大な二王門がお出迎えしてくれますっ
この二王門は徳川家光の寄進によって建造されたものだそうですっ
そんな存在感抜群の二王門の左右には
もっと存在感のあるお方が…
バンッ!
ばばーーーんっ!
左右に佇む金剛力士像ですっ
さっさすがの威圧感でございますっ…
二王門という名前は
この二人の金剛力士像が立っている事に由来してるそうなんですよ~
境内に入るときちんと看板に
世界遺産「古都京都の文化財」と書かれていますね~
さてさてっこの仁和寺は
なんでも光孝天皇の勅願で建築が始まり、
次の天皇である宇多天皇のときに完成したそうで、
「仁和寺」という名前は宇多天皇が命名したといわれているんです。
宇多天皇は、あの学問の神様で知られる
菅原道真を重用するなど優れた手腕を発揮した人物で
まさに大物!(ワガママ!)ぶり発揮の逸話も残っているんです
夏のある日に宇多天皇がビックリな発言…
「雪景色がみたいのじゃ」
と無茶なコトを言い出したそうなんです
そんな無理難題を出された
御付の侍従さん…
「うーーむ…真夏に冬景色なんて…無茶言うなぁ…」
「うーむ……あっ」
っと侍従さんが思い付いたのが
衣笠山に白い絹衣(きぬごろも)をかけて雪景色に見立てよう。
というものなんです
実際、衣笠山に白い布を一面に覆い終わると
「うむ!これぞ雪景色!」
っと満足した宇多天皇…
なんともすごいお話ですね!
夏ですよっ?夏っ!サマータイムっ
雪なんて降るわけなーいっ
そこで山に白い布で山を覆うという
侍従さんの発想は素晴らしいっ
こういう逸話があった事から
この地名は「衣笠」という名前になったそうなんです
そんなわがまま?な宇多天皇が譲位後に、この仁和寺の一角に住んだことから
仁和寺は「御室御所」とも呼ばれているんです
この中門をくぐり境内をまっすぐ歩いていくと
見えてきましたっ
今回「仁和寺」を訪れた理由がっ!
じゃーーーん
そうなんですっ
遅咲きの桜を見るために訪れたんです
この桜は先ほどの「御室」という言葉に由来して
通称、御室桜(おむろざくら)と呼ばれいているんですよ~
御室桜は木の高さが3メートル程すごく低くて
桜の花が近くで眺めることが出来るんです
そんな「低い花と鼻」をかけて、
「お多福桜」とも言われているそうなんです
「わたしゃお多福、御室の桜。鼻が低うても人がよく」と歌われて
御室桜といえば、愛嬌のある鼻をした人への褒め言葉なんだそうです
こちらを見てくださーーーーーい
このショット
御室桜と五重塔
日本が誇るべき風景ですっっっ
この日、御室桜は満開状態
綺麗すぎて京子は放心状態でした…
境内に御室桜の木は約200本もあるそうんなんですっ
仁和寺と言えばやっぱり「御室桜」になりますよね
そんな桜道を抜けて、参道を進んでいくと見えてくるのが
国宝に登録されているこちらの「金堂」ですっ
金堂の奥には本尊「阿弥陀三尊像」が安置されているそうですっ
そしてそして、
「中門」と「金堂」の間、参道の東側に見えるのが
さっきの写真にも写っていたー
重要文化財にも指定されている「五重塔」ですっ
この仁和寺の五重塔は各層の屋根の大きさが一緒だそうなんです
高さは東寺の五重塔よりは低く36メートル程との事っ
境内「御室桜」もすっごく綺麗だったんですけど
この「ミツバツツジ」も色鮮やかで
とーーーっても綺麗だったんですよ~~
この紫色がとっても素敵っ
この日も御室桜の見頃という事で沢山の参拝客が訪れていました
世界遺産「仁和寺」
まだまだ見所がたーーくさんあるので
何度も訪れたいって思うお寺です
ぜひぜひ1度お立ち寄り下さーーーーーい
「仁和寺」の場所はこちら↓
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