2012-12-06 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その119
こんにちは京子です!
京都検定の試験まで
残すところあと3日となりました。
受験される方はラストスパートですね
という事で
本日も京都検定の過去問を出題させていただきます。
是非チャレンジしてみてくださいね
では1問目!
【問題】
平安遷都以降、賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)と共に王城鎮護の神となり、また酒の神として信仰を集めている神社はどこか。
ア.岡崎神社
イ.熊野神社
ウ.松尾大社
エ.建勲神社
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.松尾大社
もとは渡来系の民族であった秦氏の
氏神として701年に創建された神社です
この秦氏は高度な技術を持っていて
織物や絹の製造の他にも
お酒造りに精通していた事から
松尾大社は『酒の神様』として信仰を集めているんですね
※松尾大社に関して、詳しくは松尾大社 その1、松尾大社 その2、松尾大社 その3の記事をご覧下さい。
では続いて2問目です!
【問題】
紫式部の邸宅跡と伝えられ、「鬼の法楽(ほうらく)」の名で知られる寺院はどこか。
ア.来迎院(らいごういん)
イ.廬山寺(ろざんじ)
ウ.清閑寺(せいかんじ)
エ.頂法寺(ちょうほうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.廬山寺
廬山寺で毎年2月3日に行われる『鬼の法楽』に
登場する3匹の鬼たちは、人間の煩悩である
『貪欲』『怒り』『愚痴』を表現しています。
季節の代わり目で、1年の節目である節分の日に
これらの鬼(つまり煩悩)を追いやり
立春を迎えましょうという意味が込められています
鬼の法楽については過去にレポートしていますので
を是非、ご覧下さい。
続いて3問目です!
【問題】
第10番札所の三室戸寺には、『源氏物語』宇治十帖の( )の石碑がある。
ア.早蕨(さわらび)
イ.宿木(やどりぎ)
ウ.浮舟(うきふね)
エ.夢浮橋(ゆめのうきはし)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.浮舟
源氏物語は紫式部によって書かれた
平安時代の物語です。
特徴的なのが、その長さであり
54帖に分けられた物語は大きく3部構成となっています
その3部のラストを飾るのが
宇治を舞台とした『宇治十帖(うじじゅうじょう)』であり
『浮舟』は、この宇治十帖に登場する女性の1人で
恋に苦悩する姿が描かれています。
では最後の問題です
1級からの出題になりますので、ズバリでお答え下さい。
【問題】
泉涌寺には、( )が詠んだ「夜をこめて鳥のそらねははかるともよに逢坂の関はゆるさじ」の歌碑が立っている。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
清少納言
彼女は宮中に仕え、晩年は尼となり
泉涌寺のあたりでひっそりと暮らしていたと伝わります
ちなみに歌の意味は
「朝にならなければ開かない関所。
鶏の鳴き声を真似て(朝だと騙して)開けようとしても
逢坂の関は開かないですよ!甘い甘い。」
と歌ったものなんですね。
という事で本日も4問出題させていただきました
皆さんは何問正解されましたか?
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