2012-02-25 | |
テーマ:祭り・イベント |
梅花祭(北野天満宮)
こんにちは京子です。
本日、ご紹介しますのは
北野天満宮で行われた・・・
梅花祭(ばいかさい)です
北野天満宮の祭神である菅原道真(すがわらのみちざね)を偲び
毎年2月25日に行われています。
ちなみにこの日は道真の命日にあたるんですよ
これに加え、毎月25日は北野天満宮の縁日も重なり
境内は多数の参拝者で賑わいます。
そんな梅花祭は、900年以上の歴史を持つ伝統行事として知られています。
※文献によると1109年に鳥羽天皇が行ったと記されています。
さて、朝10時より本殿にて神事が行われます。
社務所から出てくる神職をパチリ
道真を『なだめる』に通じる『菜種(なたね)』を冠につけた神職の方が登場。
※全国の天満宮は、道真による祟りを抑える為に作られたものです。詳しくは北野天満宮 その2の記事をご覧下さい。
男女の厄年にちなみ白梅42本・紅梅32本の
梅の枝(紙立・こうだて・香立とも)が奉納されたり
蒸し米(大飯・小飯)などが次々に奉納されます。
これに加え、皇后陛下の御代拝(宮内庁の所長の方だそです)などもあるそうです。
※残念ながら本殿は撮影禁止でした。
時間にして、約50分間ほど行われます。
そして、この時期には境内にある『梅苑(ばいえん)』も公開となっています
約2万坪のスペースに
野梅(やばい)や紅梅(こうばい)を中心とした
約50種類・1500本もの梅が植えられています。
今年は遅咲きということで、見頃はまだもう少し先でした。
梅苑について、詳しくは北野天満宮 その3の記事をご覧下さい。
※梅苑は3月下旬まで公開していますよ。
ちなみに、嵐山周辺の梅の名所は
車折神社、梅宮大社、天龍寺、二尊院、嵯峨釈迦堂(清凉寺) 、大覚寺など
沢山ありますので併せてチェックしてみてはいかがでしょうか
そして、梅花祭の一番の見所と言えば・・・
野点(のだて)です
地元の花街である『上七軒(かみしちけん)』の女将さんをはじめ
芸妓さんや舞妓さんたち、総勢約30人がもてなす茶席です。
もちろん一般の方も参加OKです
※場所は三光門前広場にて行われています。
昭和27年より始まった、こちらの茶席は
豊臣秀吉がこの地で行った『北野大茶会』に由来します。
あでやかな着物と、頭には紅白の梅のかんざしをつけた
芸妓さんや舞妓さんたちによるもてなしは
貴重な体験だと言って良いでしょう。
日本人はもちろんですが、外国人の方々も大勢
参加されていましたよ~
早速、京子も参加してみることにします。
本殿で行われた神事を見るときですら、長~い行列が朝早くから出来ていたので、
どのくらいの列になっているのか心配していましたけれど、
1時間ほどの待ち時間だということを聞いて、チケットを購入してみました
お茶券と、お茶菓子に、宝物拝観権までついているお得セットなんです。
チケットを購入してから列に並ぶという案内がありましたので、
京子も最後尾に並びます。
1時間ほどで入場規制されている所まで進みました
そこでチケットを渡して、お茶菓子を受け取ると、なにやらスタッフの人が、
「立席の方はコチラ、座席の方はアチラへ」
と案内されていました。
どういうことなのかと言いますと、
お茶席は、座礼席と立礼席の2種類があります
どちらも同じ料金で、
立礼席は、お茶を飲み終えた人から席を立つことが出来ますけれど、
座礼席は、その場の全員が終わるまで立つことが出来ないという違いがあります。
目の前でお茶を点てる姿を見ることが出来るので京子はこちらを選びました。
また、1時間ほど並んでようやく、京子の順番が回ってきました。
芸舞妓さんがお抹茶を触れ合うことが出来る距離まで
運んできてくれることに感動です
梅に囲まれながら、舞妓さんたちに点てていただいたお茶を頂き
京都の風情を大変満喫しちゃった京子でした~
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最寄の交通案内
市バス 10・50・51・55・203・101洛バス・102洛バス系統 北野天満宮前(きたのてんまんぐうまえ)
1 ■梅花祭
厳寒の京都もいよいよ梅の季節ですか〜
トータル2時間程費やしたみたいですが、芸舞妓さんが目の前でお茶を点てて、それを頂けるなんて素晴らしい体験ですね!
春が待ち遠しいです(^O^)
ほたてこはくさん 2012-02-26 10:53:41
2 ■Re:梅花祭
>ほたてこはくさん
並んだかいがあって、とても良かったです♪
思わず見とれてしまいました~(^O^)
京子 2012-02-26 17:51:29
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