こんにちは京子です。
本日は京都検定の過去問を
写真と解説付きでご紹介しますので
チャレンジしてみてくださいね
では第1問に行ってみましょう。
【問題】
琵琶湖疏水の水を引き込んだ平安神宮の神苑のうち、東、中、西の三苑は( )の作である。
ア.重森三玲(しげもりみれい)
イ.小川治兵衛(おがわじへえ)
ウ.加藤熊吉(かとうくまきち)
エ.中根金作(なかねきんさく)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.小川治兵衛
平安神宮は
1895年に平安遷都1100年を記念して建てられました。
政治の中枢を担っていた朝堂院(ちょうどういん)と呼ばれる
建物等を8分の5サイズに縮尺して再現した神社なんです
そんな平安神宮の神苑を手掛けたのが
近代日本庭園の先駆者と言われる小川治兵衛です。
彼はこの他にも無鄰菴(むりんあん)や円山公園なども手掛けています。
※ちなみに『小川治兵衛』の名は代々襲名して現在で11代目だそうですよ。
続いて第2問目に行ってみましょう。
【問題】
茶道家元の三千家を確立した千宗旦の伝説にちなむ宗旦稲荷社は、どの寺院にあるか。
ア.大徳寺
イ.相国寺
ウ.南禅寺
エ.建仁寺
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.相国寺
相国寺は
山外塔頭とした寺院で、足利義満によって作られました。
そんな相国寺には昔、1匹の狐が住んでいたそうです。
この狐が千宗旦(せんのそうたん)に化けて
夜ごと近所の茶人の宅へ行き
茶を飲んだり菓子を食い荒らしていました
そんな事が度々あり
最初は気付かなかった人々も徐々に気付き始め
化けている狐を宗旦狐と名付けて
一緒に茶を楽しんだそうですよ
続いて第3問目に行ってみましょう。
【問題】
祇園祭の鉾のうち、孟嘗君(もうしょうくん)が家来の鶏の鳴きまねによって関を脱出したという中国の故事に由来する鉾はどれか。
ア.菊水鉾(きくすいぼこ)
イ.函谷鉾(かんこぼこ)
ウ.放下鉾(ほうかぼこ)
エ.鶏鉾(にわとりぼこ)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.函谷鉾
函谷鉾はくじ取らずで
7月17日の山鉾巡行の日には
毎年2番目に巡行します。
そんな函谷鉾の由来となっている中国の故事は
『鶏鳴狗盗(けいめいくとう)』という史記に残されています
深夜に孟嘗君が関所を抜けようとしますけれど
まだ閉まっていました。
どうしたものかと考えていると
この関所は早朝に鶏の鳴き声によって開く規定になっている事を思い出し
鶏の声を上げます。
すると見事に関所が開いちゃったというお話なんです
では最後の問題です!
1級からの出題になりますので選択肢ではありません。
ズバリでお答えください。
【問題】
熊野神社は、弘仁2年(811年)、修験道の始祖役行者の十世僧( )が紀州熊野大神を当地に勧請したのが始まりといわれている。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
日圓(にちえん)
熊野神社は後白河法皇が信仰していた事でも知られ
縁結び、安産の神様としても有名です。
そんな熊野神社の神使は『八咫烏(やたがらす)』です。
サッカー日本代表のユニフォームなどに
足が3本のカラスが描かれていますよね
境内には京都のお土産物として有名な
八ツ橋が誕生した証である
『八ツ橋発祥之地』という石碑があります
という事で本日も4問出題させていただきました
みなさんは何問正解されましたか?