メモ2016-03-14
テーマ:京都検定対策問題

京都検定対策問題 その170

本日は京都検定対策問題をお届けします。

実力試しに挑戦してみてくださいね~♪

では、早速1問目です。


【問題】

釈迦

釈迦(しゃか)の入滅(にゅうめつ)の日に行われている法要を一般的に何というか。


ア.灌仏会(かんぶつえ)

イ.成道会(じょうどうえ)

ウ.施餓鬼会(せがきえ)

エ.涅槃会(ねはんえ)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

エ.涅槃会


仏教の開祖である釈迦が

入滅したとされる日は旧暦の2月15日で

この日に合わせて全国の仏教寺院では

涅槃会の法要が行われています

※場所によっては3月15日に行っている所もあります。


涅槃図

浄福寺(じょうふくじ)の涅槃図(ねはんず)


涅槃会では、釈迦の入滅の様子を描いた<
『涅槃図(ねはんず)』が掲げられ
釈迦の最期の説法である
『遺教経(ゆいきょうぎょう)』を
唱えるんですよ

※遺教経は、正式名称を「仏垂般涅槃略説教誡教(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)」と言います。


京都の多くの寺院でも涅槃会を行っていて

その際、期間限定で涅槃図を公開していますので

ご興味のある方は足を運ばれてみてはいかがでしょうか

※詳しくは、京都で涅槃図が見られるお寺巡りの記事をご覧下さい。


続いて2問目です。


【問題】

次の老舗和菓子屋と代表銘菓の組み合わせで正しいものを1つ選べ。


ア.鶴寿庵(かくじゅあん)-壬生の郷(みぶのさと)

イ.亀屋重久(かめやしげひさ)-えがお

ウ.出町ふたば(でまちふたば)-衣笠(きぬがさ)

エ.富英堂(とみえいどう)-名代豆餅(なだいまめもち)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


・・・


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では、答えですっ。


【答え】

壬生の郷

ア.鶴寿庵-壬生の郷


鶴寿庵は、新選組(しんせんぐみ)の

最初の屯所(とんしょ・駐在所や宿の役割)となった

八木邸(やぎてい)敷地内にある

老舗和菓子屋店です


鶴寿庵(かくじゅあん)

鶴寿庵(かくじゅあん)


その八木邸の末裔の方達によって
古くから営まれている鶴寿庵の代表銘菓は
壬生の郷』なんですね


壬生の郷は、壬生狂言が行われる時期

かつてこの辺り一面を

菜の花が咲き乱れていたという事から

小豆の中に黄色い鶏卵素麺

(らんけいそうめん)が入れて

菜の花を表現しているんだそうですよ

※詳しくは、鶴寿庵(壬生の郷)の記事をご覧下さい。


3問目にいってみましょう。


【問題】

源融(みなもとのとおる)の別荘である棲霞観(せいかかん:栖霞観)のあった場所と伝わるのはどこか。


ア.嵯峨釈迦堂(清凉寺)(さがしゃかどう(せいりょうじ))

イ.錦天満宮(にしきてんまんぐう)

ウ.平等院(びょうどういん)

エ.本覚寺(ほんがくじ)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

嵯峨釈迦堂(清凉寺)の入り口

ア.嵯峨釈迦堂(清凉寺)


嵯峨釈迦堂は、正式名称を
清凉寺という浄土宗の寺院で
源氏物語(げんじものがたり)の
主人公のモデルの1人とされる
源融の山荘『棲霞観』の跡地と
いわれています!


嵯峨釈迦堂(清凉寺)の源融(みなもととおる)のお墓

嵯峨釈迦堂(清凉寺)の源融(みなもととおる)のお墓


棲霞観は、源融没後一周忌に

阿弥陀三尊像を安置した

阿弥陀堂が建てられ

棲霞寺(せいかじ)となりました


その後、奝然(しょうねん)の弟子である

盛算(じょうさん)が棲霞寺内に

釈迦堂を建て、釈迦等身立像を安置し

清涼寺と称したんですね


では4問目の問題です。

最後の問題は選択肢ではありません。

ズバリでお答え下さい!


【問題】

与謝郡伊根町(よさのぐんいねちょう)にある浦嶋子(うらのしまこ)を筒川大明神として祀った事にはじまる神社はどこか。


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


・・・


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では、答えですっ。


【答え】

浦嶋神社(うらしまじんじゃ)

浦嶋神社(うらしまじんじゃ)


浦嶋神社は、825年(天長2年)に創建された

京都府与謝郡伊根町にある

ご祭神に浦嶋子(うらのしまこ・浦島太郎)を

お祀りする神社です


日本全国に浦島太郎伝説は
伝わっていますけれど
こちらに伝わっているものが
最も起源が古く
日本書紀にも記されているんですね


神社の神宝には、浦嶋伝説に関する

乙姫の小袖や玉手箱等があるんですよ


ちなみに浦嶋神社の浦島太郎のお話は

よく知られているものとは少し違って

お話の主人公でもある浦嶋子が

5色とも7色とも言われる色鮮やかな亀を

釣り上げた事から物語はスタートします!


亀姫と向かい合う浦嶋子

亀姫と向かい合う浦嶋子


実はその亀こそが・・・美しい『亀姫』という女性で

彼女に案内され竜宮城に向かうんですね

※詳しくは、本庄祭 2013 祭礼奉納奉告祭(浦嶋神社)の記事をご覧下さい。


という事で本日も4問出題させていただきました!

みなさんは何問正解されましたか?



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