2016-02-07 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その158
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
次の神社と名水の組み合わせで正しいものを1つ選べ。
ア.白峯神宮(しらみねじんぐう)-祗園神水(ぎおんしんすい)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
錦天満宮は、学問の神様と言われる
菅原道真(すがわらのみちざね)を
お祀りする神社で
錦小路通の東端にある事から
『錦』の名を冠して
錦天満宮と称したそうです
そんな錦天満宮境内の地下約30メートルから
汲み上げられている錦の水は名水と知られ
年中17~18度の水温を保ち
無味、無臭、無菌であるようですよ
錦の水は、軟水なので
とっても口当たりがまろやかで
飲みやすいのでご興味のある方は
一度訪れてみてはいかがでしょうか
続いて2問目です。
【問題】
大徳寺(だいとくじ)の法堂に描かれている雲龍図(うんりゅうず)は江戸狩野派の礎を築いたとされる人物が描いたものであるが、その人物とは誰か。
ア.狩野永徳(かのうえいとく)
イ.狩野山楽(かのうさんらく)
ウ.狩野探幽(かのうたんゆう)
エ.狩野元信(かのうもとのぶ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.狩野探幽
大徳寺の法堂の天井龍である雲龍図は
1636年(寛永13年)に再建された法堂に
江戸狩野派の礎を築いたとされる
狩野探幽が35歳の時に描いた龍です
大徳寺の法堂
ドーム状になっている天井に描かれ
絵の下で手を叩くとズウンと
音が返ってくる事から
『鳴き龍(なきりゅう)』と
呼ばれています
ちなみに狩野探幽は
江戸時代前期に活躍した絵師で
狩野派が京狩野と江戸狩野に分かれた際に
江戸狩野の礎を築いた人物ともいわれています!
詩仙堂にある三十六詩仙や
金地院の東照宮(とうしょうぐう)にある
天井の龍、曼殊院(まんしゅいん)
といった場所で彼の作品を見る事が出来ます
3問目にいってみましょう。
【問題】
次の寺院と地蔵尊の組み合わせで正しいものを1つ選べ。
ア.上徳寺(じょうどくじ)-世継地蔵(よつぎじぞう)
イ.善想寺(ぜんそうじ)-首切り地蔵(くびきりじぞう)
ウ.仲源寺(ちゅうげんじ)-泥足地蔵(どろあしじぞう)
エ.蓮光寺(れんこうじ)-雨止地蔵(あめやみじぞう)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.上徳寺-世継地蔵
上徳寺は、1603年(慶長8年)に
徳川家康(とくがわいえやす)から帰依を受けた
阿茶の局(あちゃのつぼね)が開祖となって
建立したお寺といわれています
阿茶の局は、家康の側室の1人でありながら
高い政治的思考能力と知能で
徳川幕府の参謀を担ったと人物なんですね
上徳寺の地蔵堂
上徳寺境内の地蔵堂には
通称『世継地蔵(よつぎじぞう)』と
呼ばれる地蔵尊が安置されていて
江戸時代から子授けや安産に
ご利益があるといわれています
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
毎年、2月9日に山科区小山中島町(やましなくこやまなかじまちょう)で行われる伝統行事は何か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
小山二ノ講(二九とも)(こやまにのこう)
小山二ノ講は、二九(にのこう)とも呼ばれ
京都市の東に位置する
山科(やましな)の小山中島町で
五穀豊穣(ごこくほうじょう)や無病息災を祈願し
藁(わら)で作った大蛇を供養する行事です
1313年(正和2年)に
牛尾山(うしおさん・現在の音羽山)に
住んでいた大蛇が村人らに
危害を加えていたという事で
弓の名手、内海景忠(うつみかげただ)に
退治されたんですね
村人らは大蛇が退治された事を
大いに喜びましたけれど
その後、大蛇の祟りを恐れるようになり
大蛇の骸(むくろ)を音羽川(おとわがわ)の
川岸で焼いて弔いました
小山二ノ講の様子。
それ以来、大蛇が退治されたとする2月9日に
藁で大蛇を作って供養し
五穀豊穣や無病息災を祈願しているというワケなんです♪
この小山二ノ講の行事は
1997年(平成9年)に
『小山の山の神』として
京都市指定・登録文化財の
無形民俗文化財に登録されました
※小山二ノ講について詳しくは、小山二ノ講(二九)2013(山科区小山中島町)の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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