2016-01-31 | |
テーマ:京の名水 |
関連:錦天満宮 / 春季大祭(錦天満宮) / 秋季大祭(錦天満宮) / |
錦の水
今回ご紹介するのは
京都市中京区の新京極(しんきょうごく)にある
錦天満宮(にしきてんまんぐう)の名水
錦の水(にしきのみず)です!
錦天満宮は、学問の神様と言われる
菅原道真(すがわらのみちざね)をお祀りする神社で
もともとは道真が生まれた邸宅『菅原院』内に
創建されたそうです
その道真が亡くなった後
下京区にあった源融(みなもとのとおる)の
六条河原院に移され
現在地へは1587年(天正15年)に
豊臣秀吉(とよとみひでよし)の京都都市計画によって
移されたんですね
※六条河原院について詳しくは、源融 河原院跡の記事をご覧下さい。
神社の名前も錦小路通の東端にある事から
『錦』の名を冠して錦天満宮としたそうですよ
ちなみに錦小路通には
京都の台所と呼ばれる
『錦市場(にしきいちば)』が
あるんですけれど
実は、この場所に
市場が出来た理由の1つに
『錦の水』があるんですね~♪
錦市場(にしきいちば)
錦市場がある場所には昔から
良い地下水が流れていて
かつては市場に並ぶ、どこのお店にも井戸があり
そこから地下水を引いていたといわれています
もう皆さんおわかりかと思いますけれど
その地下水を使って野菜や魚等を冷やし
新鮮さを保っていたんですね~
良き名水がコンコンと
湧き出てくる場所だったから
自然とそこに商売をする人が集まってきて
市場へと発展していったというワケです
霊水泉 京の名水 錦の水と書かれています。
そしてその地下水は現在
錦天満宮の境内の
地下約30メートルから汲み上げられ
錦天満宮の名水『錦の水』と
なっているんですね♪
錦の水の説明書き
錦の水は、年中17~18度の水温を保っていて
真夏でも適度にヒンヤリしているそうです!
また、錦の水を検査をした結果
無味、無臭であるだけでなく
無菌だったというんですね~♪
これは安心して飲む事が出来ます!
錦の水
では、実際に名水、錦の水を飲んでみましょう
錦の水は、軟水なので
とっても口当たりがまろやかで
飲みやすく美味しいです
ちなみに錦天満宮には
錦の水を汲む事が出来る場所が
2つあるんですね~♪
もう1つの錦の水
境内に入って左手の手水には
水汲み用の蛇口まで用意されているんですよ
蛇口
という事で今回は錦天満宮の名水
錦の水をご紹介しました~
錦天満宮の場所はコチラ↓
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