2015-10-15 | |
テーマ:その他 |
関連:京のお菓子 その1 / 京のお菓子 その2 / 京のお菓子 その3 / 京のお菓子 その4 / 京のお菓子 その5 / 京のお菓子 その7 / 京のお菓子 その8 / 京のお菓子 その9 / |
京のお菓子 その6
今回ご紹介するのは・・・
京のお菓子です!
京都発祥のもので宮中や神社仏閣ゆかりの
歴史あるお菓子をご紹介したいと思いますっ
もちろん現在でも
食べられるものばかりですよ~
では早速いってみましょう
・おせき餅
門前菓子として知られ
あの新選組(しんせんぐみ)の局長
『近藤勇(こんどういさみ)』も
食べたといわれるお餅なんですね~
もともとは鳥羽街道(とばかいどう)の
通り沿いにあった茶屋で
『せき女』という女性が
編み笠の裏にお餅を並べ
道行く旅人に売っていたものと
いわれています
お餅は、白と緑の2種類あって
丹波大納言のつぶ餡が
乗っているんですよ~
そんなおせき餅を売っている
おせきもち本店は
創業してから約450年も続いているそうで
老舗の多い京都の中でも
指折りの老舗和菓子屋なんですね♪
・御鎌餅(おんかまもち)
こちらの御鎌餅は、江戸時代
京の出入り口の『七口(ななくち)』の1つ
鞍馬口(くらまぐち)にあった茶店で
大変人気のあったお餅を
復活させたものなんですね~
実は、鞍馬口の茶店は明治に入って
潰れてしまったようで
「このまま、お餅が無くなるのは勿体無い!」
と思った当時宮大工の初代が
御鎌餅として復活させて
大黒屋鎌餅本舗
(だいこくやかまもちほんぽ)を
創業したそうです
お店の近くには、織田信長(おだのぶなが)や
森蘭丸(もりらんまる)のお墓のある
阿弥陀寺(あみだじ)があります!
それにしても大工さんが
人気のお餅を再現するなんて
どれほどの苦労があったのか
わかりますよね~
ちなみに御鎌餅の長いフォルムは
稲を刈り取る鎌をイメージし
米の豊作や道を行き交う旅人の厄難を
祓うという願いが込められている
ありがた~いものなんです
・桜餅(櫻もち)
嵐山(あらしやま)に観光に来られた方なら
1度は、この桜餅を食べた事が
あるのではないでしょうか
というくらい嵐山の名物になっているのが
渡月橋(とげつきょう)のたもとにある
琴きき茶屋(ことききちゃや)の
桜餅(さくらもち)なんですね
渡月橋
もともとは、江戸時代後期に
芸能神社として知られる
車折神社(くるまざきじんじゃ)の
境内の茶店で始まったお店なんですよ~!
その後、1910年(明治43年)9月に
現在の車折神社嵐山頓宮の東隣に
本社を移転したそうで
そこから数えても創業100年以上
無添加・無着色の桜餅は
多くの観光客の方に親しまれています
・稚児餅(ちごもち)
祇園祭(ぎおんまつり)の7月13日から31日までの間
二軒茶屋(にけんちゃや)で頂けるのが
こちらの稚児餅です
稚児餅は、二軒茶屋 中村楼
(にけんちゃやなかむらろう)が
祇園祭の際、八坂神社(やさかじんじゃ)に
代々献じてきたお餅なんですね~♪
祇園祭の7月13日
山鉾の1つ長刀鉾(なぎなたほこ)の稚児や
神役の奉仕をする久世稚児(くぜちご)が
八坂神社に社参をした際に
中村楼で休憩をするんですけれど
その時に振舞われるのが稚児餅です
長刀鉾稚児の社参
その稚児餅と同じものが
期間限定で頂けるという事もあって
大変人気なんですよ~
稚児餅を食べると
夏やせをしなくなることや
疫病を除ける事が出来ると
いわれています
という事で今回は
京のお菓子を、4つご紹介させて頂きました
場所はコチラ↓
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