2015-05-03 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その73
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~
では、早速1問目です。
【問題】
通称・鍬形薬師(くわがたやくし)と呼ばれる薬師如来像を安置する寺院は次のうちのどこか。
ア.水薬師寺(みずやくしじ)
イ.雙林寺(そうりんじ)
ウ.大超寺(だいちょうじ)
エ.西光寺(さいこうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.大超寺
大超寺は
京都市左京区の岩倉にある浄土宗のお寺で
1592年(天正19年)に創建されたそうです。
そんな大超寺には
『鍬形薬師』と呼ばれる薬師如来像が
安置されているんですね
鍬形薬師というユニークな名前は
田んぼの中から見つかった事にあるそうで
お薬師さんの背中には
田んぼから掘り出された際に出来た
鍬の跡が残っているんだそうですよ!
ちなみに鍬形薬師は
『京都十二薬師霊場巡り』の
第8番の札所に数えられています
続いて2問目です。
【問題】
京都には油をかけて祈願する変わった地蔵尊が3体あるが、そのうちの伏見にあるものはどこに安置されているか。
ア.長福寺(ちょうふくじ)
イ.地主神社(じしゅじんじゃ)
ウ.寿延寺(じゅえんじ)
エ.西岸寺(さいがんじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.西岸寺
西岸寺の地蔵堂には
油懸地蔵と呼ばれるお地蔵様が安置されていて
なんと油をかけて祈願するんですね~
これは山崎の油商人が
トラブルが起きた際に
手に持っていた油をお地蔵様にかけた所
商売が上手くいった事に由来しています。
ちなみに残りの2体は、どちらも右京区にあって
嵯峨(さが)の油掛地蔵と
梅津(うめづ)の長福寺にある油掛地蔵です
3問目にいってみましょう。
【問題】
長建寺(ちょうけんじ)にある名水は次のうちのどれか。
ア.勝水(かちみず)
イ.白菊水(しらぎくすい)
ウ.閼伽水(あかすい)
エ.不二の水(ふじのみず)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.閼伽水
閼伽水は
仏様にお供えする水の事で
長建の御本尊である弁財天(べんざいてん)や
密教十二天の1つ水天尊(すいてんそん)に
お供えされているんですね
ちなみに選択肢に出てくる所は全て
伏見の酒造りに欠かせない名水を巡る
『伏見名水スタンプラリー』に
数えられています
勝運のご利益があると信じられています。
『イ.白菊水』は、清酒『神聖』で知られる
山本本家が酒造りに使っていた名水です。
2つとない名水という意味なんだそうです。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
向日市の無形民俗文化財に指定されている源義経(みなもとのよしつね)の幼名が由来の行事は何か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
鶏冠井(かいで)シャナンボウ
向日市(むこうし・京都市の南西)にある
鶏冠井町内を2基の子供神輿なんですね~
鶏冠井(かいで)シャナンボウの
シャナンボウとは
義経が小さかった頃の法名である
『遮那王(しゃなおう)』から
取られているみたいです。
※詳しくは、鶏冠井シャナンボウ 2013(鶏冠井町)の記事をご覧ください。
ちなみに鶏冠井町は
『カエデ』『鶏冠』『井』がミックスされて
現在の地名になったといわれています。
※この他の諸説として、平安時代後期に徳大寺家(とくだいじけ・公家)の別荘に楓が植えられていて、その近くに泉があった事から、その名が付いたとも言われています。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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