本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
挑戦してみてくださいね~
では1問目です。
【問題】
長谷川等伯一門により描かれた国宝の障壁画『桜図』『楓図』が収められている真言宗智山派の総本山はどこか。
ア.智積院(ちしゃくいん)
イ.上品蓮台寺(じょうぽんれんだいじ)
ウ.清和院(せいわいん)
エ.六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.智積院
智積院は
東山と呼ばれるエリアにあり
全国3000余りの寺院を束ね
檀信徒は約30万人にも及ぶ
寺院なんですよ
また真言宗十八本山巡拝霊場や近畿三十六不動霊場
京都十三仏霊場などに数えられています
桜図は長谷川等伯の息子
久蔵により描かれたものなんですけれど
翌年に残念ながら亡くなってしまいます。
その悲しみを乗り越えて
等伯が55歳の時に描いたといわれるのが
楓図なんですね
続いては2問目です。
【問題】
坂本龍馬ゆかりの神社で境内にある榎(えのき)に『龍』という字が彫られたと伝わるのはどこか。
ア.霊山護国神社
イ.土佐稲荷
ウ.花山稲荷神社
エ.武信稲荷神社
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.武信稲荷神社(たけのぶいなりじんじゃ)
859年(貞観元年)に
創祀された神社です。
『龍』の字は
幕府に追われていた龍馬が
京都で生きている印として
彫ったといわれているんですね~
武信稲荷神社には
おりょう(妻)と何度も訪れていたそうですよ。
また、この榎の樹齢は約850年といわれ
ご神木には弁財天が宿る事から
縁結びや恋愛のご利益があるといわれています
続いて3問目にいってみましょう。
【問題】
永観堂に伝わる極楽浄土を願って描かれた国宝の来迎図は次のどれか。
ア.山越阿弥陀図
イ.釈迦金棺出現図
ウ.阿弥陀二十五菩薩来迎図
エ.両界曼荼羅図
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.山越阿弥陀図(やまごえあみだず)
山越阿弥陀図は
鎌倉時代に描かれた作品と言われていて
阿弥陀如来が菩薩を引き連れ
極楽浄土から迎えに来た場面を描いているんですね♪
山の向こう側に阿弥陀如来たちが
半身を現しているんですけれど
こういった図様を山越阿弥陀図と呼ぶそうです。
※金戒光明寺に伝わっている山越阿弥陀図も有名なんですよ。
ちなみに選択肢の
『ウ.阿弥陀二十五菩薩来迎図』も
永観堂の寺宝なんですけれど
こちらは重文に指定されています。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい
【問題】
四方参り(よもまいり)でお参りする4つの神社仏閣をあげよ。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
四方参りとは
節分に行われている風習なんですね。
東西南北の鬼門に位置する
お寺や神社をお参りすると
邪気祓いとなって福を招くと言われているんですよ♪
※その年の恵方がどの方向であっても、四方参りをすれば厄除け出来るそうですよ。
中でも表鬼門(北東)に位置する
吉田神社や
裏鬼門(南西)に位置する
壬生寺へお参りする人が多いようです。
※ちなみに南東が伏見稲荷大社で、北西が北野天満宮にあたります。
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?