こんには京子です♪
桜も終わり、GWが迫ってきましたね
さて、今回も写真と詳しい解説付きで
京都検定の過去問をお送りします。
目指せ!全問正解
では早速第1問目にいってみましょう!!
【問題】
詩文芸術(しぶんげいじゅつ)に秀でた禅僧を輩出したことから「学問面」といわれた寺院はどこか。
ア.大徳寺
イ.建仁寺
ウ.東福寺
エ.相国寺
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.建仁寺
建仁寺は、祇園と呼ばれるエリアにあり
平日でも参拝者が多い寺院の1つです
風神雷神図(ふうじんらいじんず)屏風がある事でも有名な
寺院です。
詳しくは『建仁寺』の記事ご覧下さい。
続いて、2問目にいってみましょう♪。
【問題】
明智光秀の急襲により、織田信長が最期を遂げたことで知られる寺院はどこか。
ア.本隆寺
イ.妙満寺
ウ.妙蓮寺
エ.本能寺
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.本能寺
1582年に起きた『本能寺の変』により
大伽藍(だいがらん)と呼ばれる大きな建物が焼けて
しまいますが
その後、豊臣秀吉の命により移転され、
本能寺は再建されました。
しかし
江戸時代に起こった
『天明の大火』や『禁門の変』などでお堂が再び焼失。
現在の本堂は、1928年に再建されたものなんですよ
では、引き続き3問目です!
【問題】
6月20日に大蛇に見立てた青竹を切って速さを競い、豊凶を占う「竹伐り会式」が行われる寺院はどこか。
ア.地蔵院
イ.乙訓寺
ウ.宝積寺
エ.鞍馬寺
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.鞍馬寺
鞍馬寺は、牛若丸こと
源義経(みなもとのよしつね)が幼少の頃
修行を行った場所として知られる寺院です
『竹伐り会式』は
かつて、この鞍馬寺で修行をしていた
峯延上人(ぶえんしょうにん)の
大蛇退治の故事に由来した神事で
水への感謝と天災を断ち切る意味が込められているんですね
詳しくは『竹伐り会式 2011(鞍馬寺)』の記事をご覧下さい。
では最後の問題です!
1級からの出題になりますので選択問題ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
二条城は、徳川家康が征夷大将軍の宣下を受ける際の居館(きょかん)として、京都所司代( )を総奉行として築かれた。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
板倉勝重
彼は江戸の町奉行を経て、京都所司代になった大名です。
ちなみに京都所司代とは
京都の治安などを管轄していた機関です。
名奉行として名を馳せた勝重の判例や逸話は
『板倉政要(いたくらせいよう)』という書物にも記されています。
その中でも、落語のお話にもなっている『三方一両損』は
彼の『名裁き』が元になっているお話です。
どんなお話かと言いますと・・・
落とし物の金3両を奉行所へ届けたある男がいました
奉行所で落とし主を捜し
お金の持ち主は現れますけれど
なんと、持ち主の男は
「もう落としてしまったものだから、金3両は受け取れない。」と言います。
拾った男も、着服せずに届け出るような人柄ですから
同様に「受け取れない」と言い
双方に譲り合いが起きたんですね
これを聞いていた勝重は
「このご時世に珍しい」と感動し
なんと、自らの懐から金3両を持ち出し
貰い手の無い『拾った金3両』と合わせ
金6両にして3人で分けたそうですよ。
落とし所が分かっている
勝重の名裁きですよね~
という事で、本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?