 | 2015-09-20 |
| テーマ:京都検定対策問題 | |
京都検定対策問題 その117
本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね～♪
では、早速1問目です。
【問題】
次の神社と名物菓子の組み合わせのうち、正しいものを1つ選べ。
ア.石清水八幡宮（いわしみずはちまんぐう）・長五郎餅（ちょうごろうもち）
イ.北野天満宮（きたのてんまんぐう）・みたらし団子
エ.下鴨神社（しもがもじんじゃ）・走井餅（はしりいもち）
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
上御霊神社の向かいには
応仁の乱（おうにんのらん）後から続く
水田玉雲堂（みずたぎょくうんどう）
というお店があり
そこで作られている唐板が
上御霊神社の名物菓子となっているんですね
もともと唐板は
平安時代、京の都で疫病が流行った際
その原因と考えられた御霊を鎮める為に
御霊会（ごりょうえ）が行われ
その時の神前に厄除けの煎餅として
お供えされたものだそうです
水田玉雲堂の入り口
それが応仁の乱で廃れてしまったものを
水田玉雲堂の先祖の方が
製法を会得して復活させたんですね
※唐板について詳しくは、水田玉雲堂（唐板）の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
戦国武将である浅井長政（あざいながまさ）の戒名にちなむ東山区の寺院はどこか。
ア.聚光院（じゅこういん）
イ.総見院（そうけんいん）
ウ.龍見院（りゅうけんいん）
エ.養源院（ようげんいん）
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.養源院
養源院は、豊臣秀吉（とよとみひでよし）の
側室である茶々（ちゃちゃ）が
父の浅井長政の菩提を弔う為に
政伯法印（せいはくほういん）を開山として
創建した浄土真宗のお寺です
養源院というお寺の名前も
『養源院殿正二位亜相天英宗清大居士』という
長政の戒名にちなんでいるんですね。
そんな養源院には
『伏見城の戦い』による
血天井がある事でも知られています
3問目にいってみましょう。
【問題】
東九条にある中臣鎌足（かなとみのかまたり）ゆかりの神社はどこか。
ア.石上神社（いそのかみじんじゃ）
イ.宇賀神社（うがじんじゃ）
ウ.田中神社（たなかじんじゃ）
エ.六孫王神社（ろくそんのうじんじゃ）
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.宇賀神社
宇賀神社は東九条にある
京都でも最も古い神社の1つで
かつてこの辺りにあった
宇賀塚（うがづか）の上に
お宮を建てたのが始まりといわれています
そしてその宇賀塚を作ったのが
藤原氏の祖である中臣鎌足
（なかとみのかまたり：藤原鎌足）
なんですね
ある時、鎌足が
月輪（つきのわ）に猟に行った際
この辺りで見つけた金印を塚に埋め
宇賀塚と名づけたんだそうですよ
鎌足は、この時
将来自分の子孫が繁栄する事を予感したそうで
その印として、金印を埋めたんですね。
その後、鎌足の予感通りに藤原氏は繁栄し
東九条には藤原氏である
九条家の邸宅が建ち並んだと言われています
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい！
【問題】
千利休（せんのりきゅう）が茶の湯に使ったともいわれる晴明神社（せいめいじんじゃ）の名水の涌く井戸を何というか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
晴明井（せいめいい）
晴明神社は、平安時代の陰陽師
（おんみょうじ）である
安倍晴明（あべのせいめい）を
お祀りする神社です
その晴明神社の境内には
晴明の念持力によって
湧き出したといわれる名水の涌く
晴明井があるんですね
ちなみに晴明井の名水は
悪病や難病が平癒するというだけでなく
かの千利休（せんのりきゅう）が
茶の湯に使う等、美味しいお水としても
伝わっているんですよ
利休は、秀吉が建てた
聚楽第（じゅらくだい）があった頃
この辺りに住んでいたようで
この晴明井から汲んだ名水を茶の湯に用い
秀吉にも振る舞ったそうです
という事で本日も4問出題させていただきました！
みなさんは何問正解されましたか？
