2014-08-30 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その328
京都検定の過去問をお届けします。
写真と解説付きで4問、出題していますので
チャレンジしてみて下さいね
では早速1問目です。
【問題】
明治初期の府政を担った( )は、三条~四条間の旧寺町に南北約500mの歓楽地「新京極」を開発した。
ア.槇村正直(まきむらまさなお)
イ.内貴甚三郎 (ないきじんざぶろう)
ウ.川上新晴(かわかみちかはる)
エ.井上密(いのうえひそか)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.槇村正直
槇村正直は
京都府2代目知事として有名ですよね
日本で最初の博覧会や
舎密局(せいみきょく・理化学技術の研究機関)
女紅場(じょこうば・にょこうば・主に女性の教育機関)など
京都の復興に尽力した人なんです。
その1つである新京極は
観光客にも人気のスポットで
数多くのお店の他
染殿院(そもどのいん)
誠心院(せいしんいん)
錦天満宮(にしきてんまんぐう)
蛸薬師堂(たこやくしどう)
善長寺(ぜんちょうじ)
西光寺(さいこうじ)など
たくさんの寺社があるんですよ
【問題】
能楽の金剛流は現在、京都に本拠を構える唯一の流派だが、江戸時代に金剛姓を許されるまでの姓はどれか。
ア.野村
イ.片山
ウ.井上
エ.今井
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.野村
もともと野村の姓だった
京都金剛流は
禁裏(きんり・宮中)で
能を披露していた家柄なんだそうですよ。
金剛の姓が許されるようになったのは
近衛家などの取り計らいがあった為と言われています
金剛流がかつて使用していた金剛能楽堂後にある菊水の井跡
ちなみに金剛流は江戸時代に一時廃絶するんですけれど
京都金剛家の金剛巌(こんごういわお)が
24世宗家を継承した事から
今でも京都に本拠を構えているんですね
【問題】
茶道や華道、狂言、京舞などを手軽に鑑賞でき、観光客の間で人気の高い「ギオンコーナー」はどこにあるか。
ア.弥生会館(やよいかいかん)
イ.祇園会館(ぎおんかいかいん)
ウ.南座(みなみざ)
エ.京都会館(きょうとかいかん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.弥生会館
弥生会館は
観光名所としても有名な
祇園と呼ばれるエリアにあるんですね。
ちかくには
世界遺産として有名な建仁寺や
都をどりが上演される場所
祇園甲部歌舞練場(ぎおんこうぶかぶれんじょう)などがあるんですよ。
1962年(昭和37年)にオープンした
ギオンコーナーでは
日本の伝統芸能である7つの
京舞、琴、雅楽、華道、狂言、茶道、文楽
を鑑賞する事が出来るんですね~
現在では外国人観光客にも人気で
5ヶ国語の解説が流れる
イヤホンガイドの貸し出しを行っているそうです♪
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので選択肢ではありません
ズバリでお答え下さい!
【問題】
相国寺の法堂(はっとう)天井に描かれている龍は「鳴き龍」として知られるが、この「蟠龍図(ばんりゅうず)」の作者は誰か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
狩野光信(かのうみつのぶ)
狩野光信は
桃山時代に活躍した画家です。
狩野派の基礎を確立したとして有名な
狩野永徳(かのうえいとく)の長男で
父とともに織田信長や豊臣秀吉などに仕えたと
言われているんですよ
相国寺の鳴き龍は
中央付近で手を鳴らすと
音が鳴り響き
まるで龍が鳴いているように聞こえるそうです。
という事で本日も4問出題させていただきました
皆さんは何問正解されましたか?
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