2013-01-27 | |
テーマ:祭り・イベント |
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女人厄除まつり(市比賣神社)
こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
1月27日に市比賣神社(いちひめじんじゃ)で行われました
女人厄除まつり(にょにんやくよけまつり)です。
※今年で26回目となります。
市比賣神社は鴨川と呼ばれる京都を代表する川の近くにあり
祭神が全て女性の神様である事から
女性の守り神として有名なんですよ
特に厄除けのご利益が高く
宜秋門院(ぎしゅうもんいん・後鳥羽天皇の妻)も祈願したそうです。
※市比賣神社について詳しくは、市比賣神社の記事をご覧ください。
また、ひな祭りの日である3月3日には
人形ではなく実際の人間が平安装束に身を包みひな壇を再現する
『ひと雛(ひとびな)』が行われるんですよ~
※ひと雛について詳しくは、ひいなまつり 2012(市比賣神社)の記事をご覧ください。
厄年にあたる女性が振袖を来て
本殿で厄除けのお詣りをした後
五条大橋で豆まきをするという祭です
※1988年にテレビでお馴染みの市田ひろみ(いちだひろみ・服飾評論家であり女優)さんの監修により復元されました。
それでは早速レポートしていきましょう
11時頃、市比賣神社に到着すると
神主さんや振袖姿の福女性(ふくおんな)らが本殿へと行き
修祓(しゅばつ・お祓い)や祝詞の奏上が行われました。
※今年の福女性は6人いらっしゃいましたよ。
その後、福女性代表により願文(がんもん・神仏に祈願を伝える文書)が読まれた後
厄除けの矢羽根(やばね)を神様に奉納し
厄除御幣(やくよけごへい・お守り)を受けます
願文では市比賣大神様のご加護を頂く為に
最も女性らしい髪型と着物姿で神前に集い
心身共に健康であり末永い家庭の円満を
お願いされていましたよ
お祓いを済ませた厄除けの意味がある稲穂を挿されていました。
その後、社務所へ移動すると
小嶋京楓(こじまきょうふう)家元によるいけばな『舞い花手前(まいはなてまえ)』が奉納されました。
在原業平(ありわらのなりひら・平安京のプレイボーイ)を偲んで行われる業平忌で
カキツバタを用いて活花供養をされた方なんですよ
※業平忌について詳しくは、業平忌 2012(十輪寺)の記事をご覧ください。
毎年、厄除けの花を生けておられ
難を転じるとして『南天(なんてん)』や
先が尖っていて魔除けになる『柊(ひいらぎ)』
香りが高く魔除けの効果もある『百合(ゆり)』が使用されていましたよ。
また春になると飛び交う黄色い蝶々をイメージして
オンシジウムという黄色いランも選ばれたみたいです
鮮やかな色合いでとっても綺麗ですよね~
皆さん見とれていらっしゃいましたよ
その後、厄年祝いのぜんざいが福豆とセットで振舞われると
市比賣神社から東へ歩いて5分程の所にある五条大橋へと移動します。
ぜんざいに含まれている小豆にも厄除けの意味があるんだそうです。
五条大橋では
雅楽を奏でる人や福女性の関係者らも一緒になって
「福は~内!福は~内!!」
と勢い良く豆を投げて
今年1年の無事を祈られていましたよ
一連の流れは動画でご覧ください♪
こうして約1時間半に及ぶ女人厄除まつりは
無事終了しました。
一般参加者にも豆を頂く事が出来ましたので
早速「福は内~!」と言いながら
少し早い節分を堪能出来ましたよ
そんな女人厄除まつりが行われた市比賣神社と五条大橋の場所はコチラです↓
より大きな地図で 女人厄除まつり を表示
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