2012-10-30 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その105
こんにちは京子です!
今回も京都検定の過去問を出題させていただきます
写真と解説付きですので
是非、チャレンジしてみて下さいね。
では早速1問目っ。
【問題】
ア.流鏑馬神事(やぶさめしんじ)
イ.御蔭祭(みかげまつり)
ウ.歩射神事(ぶしゃしんじ)
エ.御阿礼神事(みあれしんじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.御阿礼神事
葵祭に関連する儀式の1つで
上賀茂神社の祭神(賀茂別雷大神・かもわけいかづちのおおかみ)の
新しい神霊を迎え入れる神事です
5月12日深夜、上賀茂神社の後ろに広がる
神山(こうやま)に建つ阿礼所にて行われ
榊に神霊を一旦移した後
本殿へと迎え入れ、葵祭の日に備えます
※こちらの神事は一般非公開となりますので、見る事は出来ません。
続いて2問目です。
【問題】
祇園祭のことを別名何祭というか。
ア.胡瓜祭
イ.鱧祭
ウ.粽祭
エ.天王祭
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.鱧祭(はもまつり)
鱧(はも)は、京の夏の風物詩とも言われる魚で
祇園祭の時期になると
よく食べられる事から、祇園祭の事を『鱧祭』と
呼んだりするんですね
その昔、海が近くに無い京には
多くの魚が遠くより持ち込まれましたが
夏場になると、その多くは途中で死んでしまうそうです
しかし、鱧は生命力が強く、生きたまま持ち込めた為
京の料理人から重宝された食材だったんですね
では、3問目に行ってみましょう!
【問題】
加茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)や加茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)の本殿(国宝)は、切妻造の屋根の一方がなだらかに伸びる( )という建築様式をとる。
ア.春日造(かすがづくり)
イ.流造(ながれづくり)
ウ.権現造(ごんげんづくり)
エ.大社造(たいしゃづくり)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.流造
全国の神社で最も多い建築様式で
屋根の一方(手前側)が大きく伸びています
※加茂別雷神社とは上賀茂神社、加茂御祖神社とは下賀茂神社の正式名称です。
では、ここで
いくつか、流造の本殿をご紹介します
御香宮神社の本殿
新日吉神宮の本殿
このように側面から見ると
よく分かりますよね
ちなみに
現存する最古の流造は、宇治上神社の本殿だそうですよ。
最後は1級からの出題となるので
選択問題ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
城南宮の平安の庭で、遣水(やりみず)に朱の杯を流し、その杯が流れてくるまでに和歌をつくり、酒杯を飲み干す行事は何か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
曲水の宴とは、一言で言うと
平安朝の雅で優雅なお遊びです。
城南宮では、当時の模様を再現し
4月と11月の年に2度、行っています。
※この他にも、京都では上賀茂神社にて、同様のイベントが行われています。
大変、人気のイベントであり、最前列で見るために
2時間も前から並んでらっしゃる方もいるそうですよ
※『曲水の宴』について詳しくは、曲水の宴 2011(城南宮)や、賀茂曲水宴 2012(上賀茂神社)の記事をご覧下さい。
という事で
今回も4問、出題させていただきました
皆さんは何問正解されましたか?
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