2011-12-08 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その21
こんにちは京子です。
さて、最近は紅葉のご紹介が多かったですけれど
本日はお久しぶりに京都検定の過去問を
写真と解説付きでお送りしたいと思います
だってだって・・・
今年の京都検定まであと3日しかありませんからっ。
では早速、本日も4問出題させていただきます。。
【問題】
甘煮のゴボウをはさんだ正月を代表する伝統菓子はどれか?
ア.栗餅
イ.行者餅
ウ.ちご餅
エ.はなびら餅
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
エ.はなびら餅
写真では分かりにくいかもしれませんけれど
ゴボウがお餅の間に挟まっているんですね。
なんとも独特の形をしたこのお餅は
ゴボウと一緒に、中には「味噌あん(みそあん)」が
入っています。
珍しい組み合わせでありながら、平安時代から続く伝統的な味わいは
まさに「はなびら餅でしか味わえない」と言っても過言ではないんです。
ちなみに・・・京子も実際に食べた事があるんですよ
詳しくは二條若狭屋の記事をご覧くださいね~。
では、次の問題~っ。
【問題】
退蔵院の「瓢鮎図」(国宝)の作者は誰か。
ア.如拙(じょせつ)
イ.周文(しゅうぶん)
ウ.雪舟(せっしゅう)
エ.墨渓(ぼっけい)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.如拙(じょせつ)
室町時代の人物である如拙。
室町幕府4代将軍『義持』の命によりこれが描かれたんですよね。
よく見てみると瓢鮎図は
人間が瓢箪(ひょうたん)を手に持ちながら
ナマズの上に乗っているという
なんとも一風変わった奇妙な絵と言えます。
でも、どうしてひょうたんを持った人がナマズの上に乗ってるのか
・・・と言いますと
これは禅の公案、つまり試験問題なんです。
今でいう、お笑い番組の
『写真を見て一言!!』的な感じで
「さて、ナマズの上に乗ったひょうたんを持ったこの男。これってどういう事?」
という問題なんですね。
※瓢鮎図について、詳しくは退蔵院の記事をご覧下さいね。
さて、3問目に
行って見ましょう
【問題】
次の組み合わせについて、誤っているものを選びなさい。
「寺院」と「その通称名」の組み合わせ
イ.華厳寺・鈴虫寺
ウ.勝持寺・花の寺
エ.石像寺・釘抜地蔵
『間違ってるもの』を選んでくださいね
さて、どれでしょうか?
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
です。この組み合わせが間違っていますよ。
じゃぁ、通称「椿寺」はドコなのかと言うと・・・
地蔵院です。
通称名の通り境内には「椿」が咲いています。
でもどうして椿なのと言いますと
加藤清正が朝鮮から
豊臣秀吉の為に持ち帰ったという『五色八重の散椿(ちりつばき)』
それを秀吉から寄進され
この地蔵院に植えられたのですね。
こちらも詳しくは地蔵院(椿寺)の記事をご覧くださいね
では、ラストの問題です♪
【問題】
河原町御池東北角にあった長州藩邸跡には、現在ホテルが建っているが、河原町通りに面して建っている長州藩士の銅像は誰か。
ア.大村益次郎
イ.桂小五郎
ウ.吉田松陰
エ.高杉晋作
これはさすがに簡単でしょうか??
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
イ.桂小五郎
幕末、維新志士のひとりである桂小五郎。
長州藩出身で、維新の三傑にも数えられるスゴい人なのです。
彼の功績と言えば
版籍奉還(はんせきほうかん)や
廃藩置県(はいはんちけん)ですね。
激動の時代を生き抜いた桂小五郎は
この2つの政策により
徳川幕府の作った封建制度を解体し
見事に中央集権国家を作り上げる事となったんですよ
※詳しくは木戸孝允旧邸の記事で彼についてはじっくり書いてますので是非読んでみて下さいね。
という事で
あと3日
あと3日しかないですよ~。
京都検定を受検される方は頑張ってくださいね
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