メモ2011-09-10
テーマ:祭り・イベント
関連:大覚寺 / 大覚寺 その2 / 宵弘法(大覚寺) / 

観月の夕べ(大覚寺)

こんにちは京子です。

ちょっぴり秋めいて来た、今日この頃。

本日は、そんな秋の夜長にピッタリのイベントに

行ってきました♪

それが・・・

大覚寺

観月の夕べ大覚寺)です。


そうです、お月見ですね~。

観月の夕べ

もともとは、嵯峨天皇の離宮だった場所なんです。


『嵯峨御所』なんて言われていました。

※詳しくは大覚寺 その1、大覚寺 その2の記事と併せてご覧下さい。


石碑

平安時代初期、嵯峨天皇は、その離宮(つまり今の大覚寺)を

造営する際に作ったのが

大沢池

大沢池(おおさわいけ)と呼ばれる日本最古の人工池です。


一周すると1キロもある大きな池です。

※当時の唐にあった洞庭湖(どうていこ)と呼ばれる大きな湖をモデルにして当時作られたという事です。


扇子

こちらは看板のすぐ近くにあった大きな扇子。真ん中に月が描かれています。


そして、本日、大覚寺で行われる『観月の夕べ』とは

この大沢池に船を浮かべ、そこからお月見をしようじゃありませんか!

・・というイベントなのですね。


嵯峨天皇もきっとこの船の上から、綺麗なお月様を見たんでしょうね~。

ちなみに、期間は本日から12日の月曜日までやっています。


ですので、この記事を読んでピン♪と来た方は

是非行ってみてくださいね。

※今年は12日が中秋の日です。


さて、船に乗るにはまず乗船券をゲットしなければいけません。

大覚寺の方では、当日の夕方4時から乗船券が販売されます。

そこで、17時台、18時台、19時台、20時台と

希望する出発時間の乗船券を買います。

※目安としては15時までに並ばれたら、希望の時間帯の乗船券は買えると思います。


本日、15時過ぎに行くと、もうすでに60人程の方が並ばれていましたよ。


京子も無事にチケットをゲットしました♪

人気の19時台は、あっという間に売り切れになっていました。


・・・でも、そもそも中秋の名月って何?


・・・お月見って何?


というのを少しお勉強しておきたいと思います


月見とは、別名『観月』とも言い、その名前の通り、月を見て楽しむ事です。

旧暦の8月15日は『十五夜』とも言われ

ちょうど季節が秋の真ん中という意味から『中秋』と呼ばれました。

※旧暦の7月は『初秋』8月は『中秋』9月は『晩秋』です。


月の満ち欠けの周期はおよそ、一ヶ月ですから

この月の半ば(十五夜)には満月となります。


でも、毎月満月はあるのに、どうして秋にだけするの??

と思いますよね。


月見の文化は、奈良・平安時代に中国より入って来たと言われています。

その中国では、月見の際にサトイモを食べる風習があったようで

その収穫期が、ちょうどこの『中秋』の頃だそうです。


お供え物

大沢池にもこのようにお供え物がされていました。


そういえば、日本でも今では

月見団子をお供えしたりしますけれど

元は芋だったのかもしれませんね。


そして、月見は農作物の収穫祭の一つとして

考えられ

「収穫祭をするなら、月の綺麗な日にしましょうよ♪」

ってコトで月見が始まったのです。


っと、ここでスッキリしたところでレポートしたいと思います!


さて、夜の8時。再び、大覚寺にやって来た京子。

鷁首舟

境内にある大沢池の前には

当時を再現するかのように、古式にのっとり

龍頭舟(りゅうとうせん)、鷁首舟(げきしゅせん)の2台の船が

浮かべられています♪


写真は鷁首舟ですね。

※龍・鷁(中国の想像上の生き物)2つの生き物は水難を避ける意味があるそうです。

そして、いよいよ舟乗り込んだ京子!



一艘につき定員は20人。

1時間でおおよそ二艘の舟が三度ずつ出向しています。


ではでは、行ってきまーす!!

月

ちょっぴり曇っていましたけれど、なんとかお月様を撮影出来ました。


そして、船上では巫女さんがお茶を点ててくださったり

それを一口飲み、一息♪

この他にも、嵯峨天皇の離宮(大覚寺)にちなんで

彼が詠んだ詩なども船上では披露されていましたよ♪


御影堂

境内にあります御影堂。綺麗にライトアップされていました。

御影堂

観月の夕べ』の期間中、歌や楽器のコンサートも、この場所を使い行われています。


勅封心径殿

勅封心径殿(ちょくふうしんきょうでん)。嵯峨天皇らの写経が収められているとの事です。


このあたりは、夜はとても静かなので

水面を走る船の音だけが心地よく耳に届きます★

嵯峨天皇もここから、同じ月を見上げたんだなぁって思うと

なんだか歴史の深さを感じますね。


という事で時間にして20分ほどの船の旅が終わり

大満足の京子でした!


ちなみに、大覚寺で行われている『観月の夕べ』は9月12日まで

毎晩、船が出ています。

是非、気になった方は行ってみてはいかがでしょうか?


大覚寺の場所はコチラ↓


大きな地図で見る


1 ■神秘的!

ライトアップが神秘的で綺麗でとても良いですね。(^▽^)

大きな扇子に月は家に飾って置きたい一品です。v(^▽^)v

因みに、最初の所、すごく突っ込みを入れたいのですが・・・(笑)

ではでは!

和平 明憲さん 2011-09-11 11:54:29

2 ■Re:神秘的!

>和平 明憲さん
月夜の幻想的な中、とても神秘的で
お昼の顔も知っていたので
余計に感動しちゃいましたγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ 

最初の所…修正させて頂きました(笑
アワワヽ(゜▽、゜)ノ

京子 2011-09-12 13:58:56

3 ■お月様

大沢池、人工池なんですか!

お月様なんとか顔をだしてくれてよかったですね。

直接見上げるのもいいですが、水面に映るお月様もまた格別なんでしょうね(^O^)

ほたてこはくさん 2011-09-12 17:14:22

4 ■Re:お月様

>ほたてこはくさん
それも日本最古なのですから凄いことですよね(´∀`) 

お月様も京子の気持ちを察してくれたのか、
顔を見せてくれて本当によかったです♪

次回は船とお月様のセット写真にチャレンジです(´0ノ`*) 

京子 2011-09-12 17:59:23


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