本日は京都検定対策問題をお届けします。

実力試しに挑戦してみてくださいね~♪

では、早速1問目です。


【問題】

吉祥院天満宮の胞衣塚

菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る天満宮のうち、道真のへその緒を埋めたと伝わる「菅公胞衣塚(かんこうえなづか)」があるのはどこか。


ア.文子天満宮(あやこてんまんぐう)

イ.生身天満宮(いきみてんまんぐう)

ウ.北野天満宮(きたのてんまんぐう)

エ.吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

吉祥院天満宮

エ.吉祥院天満宮


吉祥院天満宮は、学問の神様と称えられる

菅原道真をお祀りする神社で

道真の祖父である

菅原清公(すがわらのきよきみ)が

邸宅内に氏寺(うじでら)として

吉祥院を建立した事に始まります


そんな吉祥院天満宮境内には
道真が文字の習得や勉学に励む際に
使ったとされる『硯之水(すずりのみず)』や
道真のへその緒が埋められたと
伝わる『菅公胞衣塚』、また
道真が顔を映したとされる
『鑑(かがみ)の井』がある事でも
知られているんですね


毎年、道真の命日である3月25日には

五穀豊穣や氏子の健康・家内安全を願い

五穀豊穣祈願祭(ごこくほうじょうきがんさい)が

行われているんですよ

※詳しくは、五穀豊穣祈願祭 2015(吉祥院天満宮)の記事をご覧下さい。


続いて2問目です。


【問題】

はねず踊り

「はねず踊り」で知られる隨心院(ずいしんいん)に伝わっているものは次のどれか。


ア.小野小町化粧井戸(おののこまちけしょういど)

イ.小野小町の腰掛石(おののこまちのこしかけいし)

ウ.小野小町の墓(おののこまちのはか)

エ.小野小町老衰像(おののこまちろうすいぞう)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

小野小町化粧井戸(おののこまちけしょういど)

ア.小野小町化粧井戸


隨心院は、仁海(にんがい)が

創建した牛皮山曼荼羅寺

(ぎゅうひざんまんだらじ)の

塔頭寺院として鎌倉時代に創建されました


古くから小野氏の勢力地であった所で

絶世の美女といわれた平安時代の歌人

小野小町ゆかりの寺院でもあるんですね~


隨心院境内には、小町が朝晩
化粧をする為に使っていたとされる
『小野小町化粧井戸』と名付けられた
姿見の井戸や、小町がもらった
数々のラブレターが埋められていると伝わる
『小町文塚』がある事でも知られています


3問目にいってみましょう。


【問題】

鎌倉時代、「嵯峨御所(さがごしょ)」として使われた寺院はどこか。


ア.大覚寺(だいかくじ)

イ.天龍寺(てんりゅうじ)

ウ.仁和寺(にんなじ)

エ.妙心寺(みょうしんじ)


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シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

大覚寺

ア.大覚寺


大覚寺は、嵯峨天皇

(さがてんのう・第52代天皇)の

離宮を寺に改め建立された

真言宗大覚寺派大本山の寺院です


鎌倉時代、亀山法皇
(かめやまほうおう:第90代天皇)や
後宇多法皇(ごうだほうおう:第91代天皇)が
院政(いんせい)を行った場所である事から
『嵯峨御所』とも呼ばれたんですね

※院政とは、天皇に代わり元天皇(太上天皇=上皇)が政務を取る事。


境内にある大沢池(おおさわいけ)は

嵯峨天皇が築造した日本最古の人工池で

日本三大名月観賞地の1つに数えられています


鷁首舟(げきしゅせん)

大沢池に浮かべられた鷁首舟(げきしゅせん)


毎年、9月の中秋の名月の頃には

古式にのっとって舟を浮かべて

お月見を楽しむ観月の夕べ

行われているんですよ

※詳しくは、観月の夕べ 2011(大覚寺)の記事をご覧下さい。


では4問目の問題です。

最後の問題は選択肢ではありません。

ズバリでお答え下さい!


【問題】

長久堂北山本店

長久堂(ちょうきゅうどう)の代表銘菓で1942年(昭和17年)に和生菓子特殊銘柄品(わなまがしとくしゅめいがらひん)に選定されたのは何か。


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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では、答えですっ。


【答え】

代表銘菓きぬた

きぬた


長久堂は、1831年(天保2年)に

創業された『新屋長兵衛』にはじまる

150年以上の歴史ある老舗和菓子屋店です


代表銘菓であるきぬた

アイロンの無い時代に布を叩いて柔らかくし

皺(しわ)を伸ばす為の道具である

『砧(きぬた)』から名付けられたと

いわれているんですね


そんなきぬたは、戦時中の
1942年(昭和17年)に
京の伝統菓子を保護する目的で
指定された和生菓子特殊銘柄品の
1つに選ばれました


和生菓子特殊銘柄品とは

大戦の最中、物資が不足して

お菓子の製造が難しくなった中でも

京都を代表する京菓子18品目だけは

必ず残そうと指定されたものだったんですよ

きぬたについて詳しくは、長久堂(きぬた)の記事をご覧下さい。


という事で本日も4問出題させていただきました!

みなさんは何問正解されましたか?

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