本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
次の嵐電の最寄駅と寺社の組み合わせで正しいのはどれか。
ア.嵐山駅-広隆寺(こうりゅうじ)
イ.蚕ノ社駅-木嶋神社(このしまじんじゃ)
ウ.有栖川駅-天龍寺(てんりゅうじ)
エ.太秦広隆寺-斎宮神社(さいぐうじんじゃ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.蚕ノ社駅-木嶋神社
木嶋神社は、正式名称を
木島坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)
といって、一般的には
蚕の社(かいこのやしろ)と呼ばれています
これは、境内の本殿右手にある
織物の始祖をお祀りする
蚕養神社(こかいじんじゃ)がある事から
そう呼ばれているんですね
嵐電の最寄駅の駅名も
木島坐天照御魂神社の通称である
蚕の社がつけられているというワケなんですね♪
三柱鳥居
ちなみに蚕の社には
京都3大珍鳥居の1つに数えられる
『三柱鳥居(みはしらとりい:三本鳥居)』
がある事でも知られているんですよ
続いて2問目です。
【問題】
京都3熊野の1つ、左京区の熊野神社(くまのじんじゃ)の神使(しんし)は、次のうちのどれか。
ア.烏(からす)
イ.鶴(つる)
ウ.鶏(にわとり)
エ.鳩(はと)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.烏
熊野神社は、修験道の始祖とされている
役小角(えんのおづの)の10世である
日圓(にちえん)が紀州熊野大神を
歓請(かんじょう)したのが始まりだそうです
そんな熊野神社の
神の使いである神使は
八咫烏(やたがらす)という
日本神話に出てくる
足が3本ある烏なんですね~
八咫烏は、天照大神
(あまてらすおおみかみ)の使いで
初代天皇陛下である
神武天皇(じんむてんのう)を
熊野国から大和国まで
道案内したとされています
ちなみに熊野本宮によれば
八咫烏の足はそれぞれ
『天・地・人(てんちじん)』
を表しているとされているんですよ
3問目にいってみましょう。
【問題】
後白河上皇に平清盛(たいらのきよもり)が寄進した三十三間堂は、現在どこの境外仏堂になっているか。
ア.新日吉神社(いまひえじんじゃ)
イ.智積院(ちしゃくいん)
ウ.方広寺(ほうこうじ)
エ.妙法院(みょうほういん)
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では、答えですっ。
【答え】
エ.妙法院
妙法院は、天台宗の三門跡の1つで
最澄(さいちょう)が開いたお寺です
安土桃山時代に
豊臣秀吉(とよとみひでよし)が
方広寺(ほうこうじ)を建てた際には
含まれるようになったんですね
その後、1615年(元和元年)に
徳川家康(とくがわいえやす)が
方広寺を妙法院の所管にすると
三十三間堂もこの時
妙法院の所管となりました。
その後も三十三間堂は
三十三間堂を開いた後白河上皇
(ごしらかわじょうこう・第77代天皇)との
関係が深かった事等から
現在まで妙法院所管の仏堂となっています
ちなみに三十三間堂は
本堂の内陣の柱間が33ある事に
ちなんでいるといわれていますけれど
建物を外から見た際の柱間の事では
無い事に注意です
外側から見えてる柱間を数えると
35ありますからね
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
城南宮(じょうなんぐう)の神紋は、太陽と月と星を組み合わたものだが、一般的に何といわれているか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
三光紋
城南宮は、794年(延暦13年)
平安京遷都の際に
平安京の南を守る為に建てられ
王城(都)の南にある事から
城南宮という名が付けられました
そんな城南宮の神紋は
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう:第14代天皇)
の皇后であられた
神功皇后(じんぐうこうごう)が
三韓との戦いに使った軍船に掲げられた
三光の旗にちなんだものといわれています
三光とは『日、月、星』を表していて
大きな丸が太陽、三日月が月
そして小さな丸が星とされているんですよ
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?