本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
新選組の近藤勇(こんどういさみ)が額を取り外したと伝わる鳥居があるのはどこか。
ア.鸕鷀神社(うの森神社)
イ.鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
ウ.藤森神社(ふじのもりじんじゃ)
エ.森神社(もりじんじゃ)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.藤森神社
藤森神社の正門である南門には
通常掛けられている扁額が無く
これは新選組局長の近藤勇によって
取り外されたと伝わっているんですね
藤森神社の正門
扁額は後水尾天皇
(ごみずのおてんのう:第108代天皇)直筆の
額であったようで
参勤交代の大名がここを通る際には
拝礼をして通っていたそうです
けれどこれを知った近藤勇は
今の時代にそぐわないとの理由から
取り外してしまったというんですね
しかもその額は
現在行方不明になっているんだとか・・・
続いて2問目です。
【問題】
我が国随一のキリシマツツジの名所と言われる天満宮はどこか。
ア.生身天満宮(いきみてんまんぐう)
イ.北野天満宮(きたのてんまんぐう)
ウ.吉祥院天満宮(きっしょういんてんまんぐう)
エ.長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.長岡天満宮
京都府長岡市にある天満宮で
平安時代、菅原道真(すがわらみちざね)の
所領だった所と伝わっています
ここで道真は、在原業平(ありわらのなりひら)らと
和歌を詠んだりしたといわれているんですね
さて、そんな長岡天満宮には
境内に貯水量35,000トンを誇る
『八条ケ池』が広がっていて
その池を二分する中堤(参道)の両脇に
キリシマツツジが植えられています。
キリシマツツジと太鼓橋
70メートル程の中堤の両脇に
びっしりと植えられているキリシマツツジは
まさに圧巻なんですよ~
見ごろは毎年4月下旬~5月の上旬ですので
ご興味のある方はまた来年
行かれてはいかがでしょうか
3問目にいってみましょう。
【問題】
現存する最古の鐘である黄鐘調(おうじきちょう)の鐘があるのはどこか。
ア.建仁寺(けんにんじ)
イ.天龍寺(てんりゅうじ)
ウ.南禅寺(なんぜんじ)
エ.妙心寺(みょうしんじ)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.妙心寺
妙心寺には
698年(文武天皇2年)に作られた
現存する最古の鐘である
『黄鐘調の鐘』があるんですね
黄鐘調とは、雅楽の六調子の1つで
この鐘の音色が黄鐘調に似ていることから
『黄鐘調の鐘』と呼ばれるように
なったようです
以前は、鐘楼に吊るされて
使われていたんですけれど
現在は老朽化に伴って
法堂(はっとう)に安置されています。
ちなみにNHKのゆく年くる年で
長年にわたり使われていた鐘の音だったそうですよ
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
毎年8月22日~23日に6つの街道に安置された地蔵菩薩を巡礼する京都の風習を何というか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
京の六地蔵めぐり
後白河法皇(ごしらかわほうおう・第77代天皇)は
都に邪気が入ってくるのを防ぐ目的で
街道の6ヶ所に六角堂を建てさせ
小野篁(おののたかむら)が
木幡山(こはたやま)の桜の一木から
彫ったと伝わる地蔵尊を安置したといわれています
京都では、毎年8月22日~23日に
その六地蔵を巡る習慣があり
安置された地蔵菩薩を巡礼し
無病息災等のご利益を得るんですね
そしてそれぞれの場所で
六地蔵尊お札を頂き
それを家の玄関の入り口に吊るして
1年中の厄病退散や福徳招来の
護符とするんですよ
※詳しくは京の六地蔵めぐり 2015の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?