本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
神馬堂(じんばどう)で売られている上賀茂神社(かみがもじんじゃ)の名物菓子はどれか。
ア.亥の子餅(いのこもち)
イ.ちご餅
ウ.はなびら餅
エ.やきもち
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
エ.やきもち
上賀茂神社の門前にある神馬堂は
1872年(明治5年)に
創業を開始された老舗のお店で
『やきもち』のみを扱っているんですね
ちなみに、やきもちは
上賀茂神社の神紋である双葉葵から
葵餅(あおいもち)とも呼ばれたりします
神馬堂の名前の由来になっている
『神馬(しんめ)』とは
神社に奉納された馬の事を指していて
昔は祈願のために神社に
馬を奉納する習わしがあったんですね
神馬堂のやきもちは、売り切ったら
閉店となるそうですので、ご興味のある方は
是非早めに行ってみて下さいね
続いて2問目です。
【問題】
百万遍(ひゃくまんべん)と呼ばれる地域があるが、百万遍の名はどの寺に由来したものか。
ア.金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)
イ.上善寺(じょうぜんじ)
ウ.知恩院(ちおんいん)
エ.知恩寺(ちおんじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
エ.知恩寺
知恩寺は、左京区にある浄土宗のお寺で
『百万遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)』
と、呼ばれています
1331年に疫病が大流行した際
当時の知恩寺の住職であった善阿(ぜんな)が
勅命によって御所に篭り
7日がかりで百万遍(ひゃくまんべん・百万回)の
念仏を唱えて、疫病を退散させたそうです
これにより後醍醐天皇
(ごだいごてんのう:第96代天皇)から
『百万遍』の寺号を賜り
この事から知恩寺のある辺りを
『百萬遍』というようになったんですね。
3問目にいってみましょう。
【問題】
山号から通称『ほしな寺』と呼ばれる左京区の寺院はどこか。
ア.光福寺(こうふくじ)
イ.浄土院(じょうどいん)
ウ.報恩寺(ほうおんじ)
エ.薬師院(やくしいん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.光福寺
左京区にある光福寺は
浄土宗知恩院派の寺院で
山号を干菜山(ほしなざん)といいます
この干菜山という山号の由来は
天下人である豊臣秀吉
(とよとみひでよし)にあるんですね。
ある時、秀吉は鷹狩りに出掛けた際
近くにあったお寺に立ち寄ったところ
そのお寺の住職・月空宗心が
寺の窮状を訴える為に
大根の干した菜っ葉を献上してきたそうです
秀吉は、その菜っ葉を見て
月空宗心の心を感じ取り
手厚く保護したというんですね
もう皆さんおかわりかと思いますけれど
干菜山光福寺という名前は
干した菜っ葉から名付けられた称号なんですね
そしてこの山号にちなんで
光福寺の事を『ほしな寺』とも
呼ぶんだそうですよ
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
舞鶴市の吉原地区で毎年8月16日に行われている火祭りを何というか。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
吉原の万灯籠(よしわらのまんどろ)
約300年の歴史を持つ祭で
魚の形を表現した高さ14メートル、幅4.5メートルもの
万灯籠に神火を灯し、川の中に立てて
ぐるぐると何度も豪快に回転させながら
海上安全・大漁を祈願する火祭の事なんですね
祭をするきっかけとなったのは
村を襲った大規模な大火事や
海に巨大クラゲが大量発生した事
また、相次ぐ海上の事故等で
漁業が思うように出来なくなったからだそうで
これを海の神様が怒っていると考え
神様の怒りを鎮める為に
吉原の万灯籠が行われたんだそうですよ
※吉原の万灯籠について詳しくは、吉原の万灯籠(舞鶴市吉原)の記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?