メモ2011-01-17
テーマ:カフェ・スイーツ

神馬堂

こんにちは京子です

さて、本日はお餅っですよ~っ!

上賀茂神社こと、賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)のすぐ近くにある

名物の焼き餅(葵餅)が大変有名なお店・・・

神馬堂の店構え

神馬堂(じんばどう)です

う~ん、なんとも風情のある建物じゃないですかっ★


それもそのハズ

昭和のスター渥美清さん主演の映画と言えば

(・∀・)ノもうお分かりですよね?


そうです

映画「男はつらいよ」のロケにも使われたのがこの神馬堂なんですね~っ!

神馬堂をバックに寅さんの撮影をしている様子を写したパネルにした状態で店内に記念として飾られていました~。

神馬堂の看板

それにしても、この神馬堂

なんと言っても京子がスゴいと思ったのが・・・


売っているものは

焼き餅(葵餅)のみ

この一種類にこだわっている

まさに焼き餅(葵餅)専門店なんですねっ


そして、そして

神馬堂の看板2

創業は明治5年、上賀茂神社のすぐ近くに店を構え

130年以上も営業を続けているんですよ~

神馬堂の飾り皿

お店のショーウィンドウにはお皿も飾ってありましたけれど

・・・そもそも


焼き餅は葵餅(あおいもち)とも言いますけれど、この名前はドコから来たのでしょう


それはズバリ・・・!

上賀茂神社の賀茂神社の神紋である双葉葵から名付けられたんですね~。


ちなみに、この葵のマークは

徳川家の家紋(三つ葉葵)としても知られていますよね

でも、どうして徳川家の三つ葉葵と上賀茂神社の双葉葵が関係あるのでしょう


日本の氏族である賀茂氏を祀っている

賀茂神社(上賀茂神社下鴨神社)の神紋として使われている双葉葵なんですけど


賀茂氏と繋がりの深かったのが・・・

三河国の武士!そう、つまり徳川家康もその一人なんですね。

だから、徳川家では葵紋を家紋に使ったと言われています。

神馬堂の店内の様子

さて、こちらは店内の様子です。

神馬堂の焼き餅(葵餅)は、売り切ったら

その日はもう閉店するという事を

聞いていたので、


ちゃんと残ってるかなぁ~と

心配していたんですけど

お店の方に聞くと、まだ残っているという事で一安心っ。


基本的に店内では飲食するスペースは無いので

持ち帰りが基本なんですね

神馬堂の店内の囲炉裏

カウンターの前は、こんな風に囲炉裏があったり

「男はつらいよ」の撮影が行われた時のパネルが飾ってあったり

そして、写真左手に・・・


白馬の置物があるのお分かりですか

ずばり神馬堂の名前の由来にもなっている

「神馬(しんめ)」なんですよね。

この神馬は

神馬堂のお店の暖簾にもプリントされています♪


ちなみに、この神馬とは何かと言うと

神社に奉納された馬で、昔は祈願のために馬を奉納する習わしが

あったんですね。

上賀茂神社にも

神事の時などには、この神馬を見る事が出来ます。


神馬は雨を願うときには黒毛の馬を晴れを願うときには白毛馬をそれぞれ献納するそうで現在でも、伊勢神宮や日光東照宮などでは実際にこの神馬はいつでも見る事が出来ます。


現在、多くの神社では

絵馬になったり、像になったりと形を変えている神馬が多いんです

神馬堂の焼き餅(葵餅)

さてさて、お待たせしました~っ

という事で焼き餅(葵餅)を早速食べたいと思います

どうですか、こんがり焼いた表面っ。

大福をこんがり焼き上げた焼き餅(葵餅)は

ひとつひとつがもちろん手作り!


朝早くにお店に行くと、ご主人が作っている様子も見れるそうです。

匂いが伝えられないのが残念ですけど

香ばしい匂いがぷんぷんしています

大きさは直径6センチ強で重量感もバッチリ。

では、いただきまーす!!

パクっ。


もぐもぐ

(・∀・)ノおいしーっ。

粘りと弾力のあるもち米には、ガツンとくる重厚な歯応え。

そして

甘さ控えめの粒餡が深みのある味わいを引き立たせています。


あぁ美味しかった~

上賀茂神社にお詣りに行かれた際は是非、お立ち寄り下さい~★

ちなみに、日曜日などは

午前中で売り切れる事もあるそうですので

事前にお電話などで確認されてから行かれる事をお奨めします。


そんな神馬堂の場所はコチラ↓

大きな地図で見る

最寄の交通案内

 市バス 4・46・67系統 上賀茂神社前(かみがもじんじゃまえ)


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