本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
京の三閣のうち西本願寺(にしほんがんじ)にあるのは次のうちのどれか。
ア.金閣(きんかく)
イ.銀閣(ぎんかく)
ウ.呑湖閣(どんこかく)
エ.飛雲閣(ひうんかく)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.飛雲閣
飛雲閣は、西本願寺の滴翠園(てきすいえん)内にある
滄浪池(そうろうち)という池に面して建っている
三層からなる楼閣(ろうかく)です
※楼閣とは、近代に入るまでの2階建て以上の高層建築物の事を指す言い方です。
一層の舟入之間は
その名称からもわかる通り
なんと!船で直接出入りする事が
出来るようになっているんですよ
町中にある建物なのに面白い造りですよね
そんな飛雲閣は
豊臣秀吉(とよとみひでよし)の
聚楽第(じゅらくてい)の遺構ともいわれています♪
※聚楽第は、『じゅらくだい』とも言われます。詳しくは、聚楽第の史跡巡りの記事をご覧ください。
ちなみに選択肢の4つ楼閣で
京の四閣と言ったりもするんですよ
続いて2問目です。
【問題】
創建当初、『天使の宮』と称していた神社は次のうちのどれか。
ア.北白川天神宮(きたしらかわてんしんぐう)
イ.五條天神宮(ごじょうてんじんぐう)
ウ.匂天神社(においてんじんしゃ)
エ.わら天神宮(わらてんじんぐう)
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では、答えですっ。
【答え】
イ.五條天神宮
794年(延暦13年)の平安遷都に伴って
大和国宇陀郡(やまとのくにうだぐん:現在の奈良県)から
天神を勧請したのが始まりなんだそうです
創建当初は『天使の宮』と
称していたそうですけれど後鳥羽上皇
(ごとばじょうこう:第82代天皇)の時代に
五條天神宮と名を改めました
安土桃山時代になると秀吉の都市計画によって
五條天神宮を突き抜けて、通りが一本が造られた事から
その通りを
『天使突抜通り(てんしつきぬけどおり)』
と名付けたといわれています
現在も、町名に天使突抜の名前が残っているんですよね~
3問目にいってみましょう。
【問題】
上賀茂神社の門前菓子として知られるのは次のうちのどれか。
ア.あぶり餅
イ.どら焼き
ウ.みたらし団子
エ.やきもち
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では、答えですっ。
【答え】
エ.やきもち
やきもちは、京都3大祭の1つ
『葵祭(あおいまつり)』の際に
食べられていたそうで
正式名称を『葵餅』と言うそうです
上賀茂神社の名物お菓子として知られ
大福をこんがり焼き上げ
甘さ控えめの粒餡が
深みのある味わいを引き立たせているんですね
日曜日などは
午前中で売り切れる事もあるみたいですから
観光で訪れる際は事前にお店に確認してくださいね
ちなみに選択肢『ア.あぶり餅』は今宮神社(いまみやじんじゃ)
『イ.どら焼き』は東寺(とうじ)
『ウ.みたらし団子』は下鴨神社(しもがもじんじゃ)の
門前菓子として知られています
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
本阿弥家の位牌堂を本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の死後、寺に改めたと伝わる鷹ヶ峰(たかがみね)の寺院はどこか。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
光悦寺(こうえつじ)
光悦寺は、江戸時代初期の芸術家で
作庭や書道、工芸、絵や茶道など
どれをとっても一級品であるという
多岐に渡る高い芸術性から
『日本のダ・ビンチ』と言われる
本阿弥光悦の屋敷を寺に改めたものです
光悦が様々な工芸の職人らを
移り住まわせ『芸術の集落』を
作った場所でもあるんですよ
境内には、7つの茶室や光悦のお墓
また、光悦垣(こうえつがき)と呼ばれる
光悦が好んだ竹垣を見る事が出来ます
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?