2012-07-08 | |
テーマ:その他 |
京都3大祭
こんにちは京子です!
今回は『京都3大祭(きょうとさんだいまつり)』をご紹介したいと思います。
京都を代表する有名な3つの祭を
詳しくご説明しますね
まず1つ目は
5月15日に行われる・・・
『葵祭(あおいまつり)』です。
歴史は古く
源氏物語や枕草子にも
その名が出るほどの有名な祭で
平安時代においては『祭』と言えば
賀茂祭(葵祭のかつての呼び名)の事を意味していました
祭の始まりは
567年、京を襲った凶作が賀茂神(かものかみ)の祟りだと考えられ
それを鎮める為に天皇の勅使により
葵を飾り、馬に鈴を付け走らせ祈願した事が起源となっています。
御所から上賀茂・下鴨の両神社神社に捧げ物を届ける為に
総勢500名以上もの行列が歩いて回ります
主役の1人とも言える『斎王代』を中心に
雅で優雅な王朝絵巻を見るかのような優雅なパレードが
見所の祭なんですよ。
※斎王代とは斎王の代わりという意味です。葵祭では天皇の代わりに神様にお仕えする女性の事を指します。
葵祭については
葵祭 2010(賀茂祭)、葵祭 2011(賀茂祭)、葵祭 2012(賀茂祭)の記事を
ご覧下さい。
そして2つ目は
7月1日から1ヶ月にわたり行われる・・・
『祇園祭(ぎおんまつり)』です。
八坂神社の祭であり、日本3大祭の1つにも数えられる
京都で1番有名な祭です
葵祭と同様、祇園祭の歴史は古く
869年、京に疫病が流行った際に
牛頭天皇(ごずてんのう・釈迦が説法をしたインドの祇園精舎の守護神)の
祟りだと考えられました。
その怒りを鎮める為に、祇園社(現在の八坂神社)にて
御霊会(ごりょうえ)を行ました。
鉾を66本(当時の日本の国の数)作り
御輿と共に練り歩き
疫病退散させた事が祇園祭の起源となっています
当初、御霊会は疫病が流行った時だけ行われていましたが
970年より毎年行われるようになりました
7月14日からは32基の山鉾を見る為に
多くの見物客が訪れます
夜店も並び四条一帯が歩行者天国になるんですね
最終日の宵山では40万人
翌日の山鉾巡行では20万人もの方が訪れるそうですよ
2011年の祇園祭については
・祇園祭 2011 花笠巡行(八坂神社)
・山鉾一覧
の記事をご覧下さい。
そして3つ目は
10月22日に行われる・・・
『時代祭(じだいまつり)』です。
平安遷都1100年を記念して1895年より始まった祭です。
平安神宮の主祭神である桓武天皇と孝明天皇の御霊を
移した神輿を引きつれ
天皇の住まいである御所から
街の繁栄をご覧頂きながら
行列のお供を従えて平安神宮へ帰る祭です。
見所の1つが
京都御苑で行われる2000人もの大パレードです
平安時代から明治維新までの時代を振り返り
それぞれの時代装束に身を包んだ時代絵巻行列を見る事が出来ます。
パレードでも黄色い声援が飛ぶ『坂本龍馬』。
輿に乗っているのは皇女『和宮(かずのみや)』です。
もちろん戦国時代の人気者『織田信長』もいます♪
パレードは
明治維新から始まり
江戸時代⇒安土桃山(戦国)時代⇒室町時代
吉野時代(南北朝時代)⇒鎌倉時代⇒藤原(平安)時代
⇒延暦時代(782年から805年桓武天皇の時代)へと進んで行きます
それぞれの時代を象徴する人たちが
たくさん登場するんですよ
詳しくは
・時代祭 2010(前編)、時代祭 2010(中編)、 時代祭 2010(後編)
・時代祭 2011(前編)、時代祭 2011(中編)、 時代祭 2011(後編)
の記事をご覧下さい。
という事で今回は『京都3大祭』について紹介してみました。
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