こんにちは京子です
さて、今日も京都検定過去問もアップしたいと思います。
先日行われた、第8回京都検定からも出題してみたいと思います
行ってみましょう。
(・∀・)ノでは早速、第8回3級からの問題です
【問題】
天正19年(1591)、( )は京都の町を囲む全長約23kmに及ぶといわれている「御土居(おどい)」の建設を始めた。
ア.織田信長
イ.明智光秀
ウ.豊臣秀吉
エ.徳川家康
さて、誰でしょうか??
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.豊臣秀吉
豊臣秀吉による京都の区画整理のひとつである御土居。
簡単に言うと『土手』なんですね
四角形にぐるーっと取り囲まれた形であったそうで
この中に二条城や御所も入っていました。
つまり、京都の中心がこの御土居の中に詰まっているという事です。
御土居は、防衛や堤防の役割を果たし交通の制限管理などをする目的で作られ
御土居の中を「洛中」
御土居の外を「洛外」
と、呼ぶようになったというワケです
では次はちょっと難しいですよ~。
【問題】
西国三十三所巡礼は、平安後期に僧侶の間で始まり、室町後期には一般にも普及した。次のうち札所寺院ではないものはどれか。
ア.長楽寺
ウ.清水寺
エ.善峯寺
<札所寺院でないものを選んでくださいね。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.長楽寺
西国三十三所巡礼は
近畿2府4県と、岐阜に点在する33箇所の観音霊場を
参拝するのが西国巡礼です。
つまり、観音様を巡る旅なんですね~。
日本で最も歴史がある巡礼だと言われています
ちなみに、答えである長楽寺も本尊は観音様ですけれど
こちらは
『洛陽三十三所観音霊場』のひとつに指定されています。
では、次の問題ですっ!!
【問題】
天龍寺の法堂天井に描かれている龍は「八方睨みの龍」として知られているが、この「雲龍図」の作者は誰か。
ア.狩野探幽(かのうたんゆう)
イ.今尾景年(いまおけいねん)
ウ.堂本印象(どうもといんしょう)
エ.加山又造(かやままたぞう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.加山又造
昭和2年、西陣織の図案家の息子として京都に生まれます。
後に多摩美術大学教授や東京芸術大学教授なども務めた
日本を代表する画家の一人です。
そんな彼が70歳の時に完成させたのが雲龍図!
天龍寺の法堂の天井に描かれた八方睨みの龍(雲龍図)は
直径9メートルにも及ぶ大きな作品です。
部屋のどの位置から天井を見上げても
こちらを睨んでいるように見える事からその名が付けられているんですね。
※その後、加山又造さんは文化勲章も受章されました♪
では、最後です
【問題】
龍安寺の茶室・退六庵の前にある、水戸光圀が寄進したといわれる手水鉢には、漢字四文字で何と書かれているか。
※これは1級の問題なので、漢字を書ければ正解ですよ。
書けますか??
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
吾唯足知
水戸黄門でお馴染みの水戸光圀(徳川家康のお孫さんですね)
の寄進と言われている
直径は60センチ程の手水鉢。
真ん中の部分を漢字の「口」に見立てて
その四方に散らばる漢字を組み合わせると
『吾唯足知』と読めちゃいます
ワレタダタルヲシルと読みます。
これは「吾唯足ることを知る」という意味であり
私は何事にも満足し
不満の気持ちを抱かないと言っているんですね。
今回は、3級から1級までミックスして出題させて頂きました。
正解率はいかがでしたか