メモ2015-05-15
テーマ:京都検定対策問題

京都検定対策問題 その76

本日は京都検定対策問題をお届けします。

実力試しに挑戦してみてくださいね~♪

では、早速1問目です。


【問題】

毎年5月15日に行われているやすらい花(やすらい祭)は次のうちのどれか。

ア.今宮やすらい花

イ.上賀茂やすらい花

ウ.川上やすらい花

エ.玄武やすらい花


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


・・・


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では、答えですっ。

【答え】

店の前で披露されるやすらい踊り

イ.上賀茂やすらい花


やすらい祭は、やすらい花といって

春になると流行る疫病を封じる為に行う祭の事で

もともとは平安時代に

太鼓や鉦を叩き踊りながら神社に参拝した

鎮花祭(はなしずめのまつり)』

起源とされています


現在、京都の洛北(京都市北部)の
4ヶ所で伝承され
国の重要無形民俗文化財に
指定されているんですね~


毎年5月15日に行われている

上賀茂やすらい花以外は

4月第2日曜日に行われています


※上賀茂やすらい花について詳しくは、上賀茂やすらい祭 2012の記事をご覧下さい。


続いて2問目です。


【問題】

粟嶋堂

『あわしまさん』と親しまれる人形供養で知られる寺院は次のどこか。

ア.宝鏡寺(ほうきょうじ)

イ.宗徳寺(そうとくじ)

ウ.法輪寺(ほうりんじ)

エ.妙行寺(みょうぎょうじ)


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


・・・


・・・


・・


では、答えですっ。

【答え】

イ.宗徳寺


宗徳寺は

粟嶋堂(あわしまどう)として知られ

女性特有の病気の平癒などにご利益があるとして

有名な寺院なんですよ


もともとは

淡嶋神社(あわしまじんじゃ:和歌山)から粟嶋明神を勧請して

粟嶋神社とされていたんですけれど

神仏分離令(しんぶつぶんりれい)によって

粟嶋堂と名前を改めたといわれています

※神仏分離令について詳しくは、お別れ地蔵の記事をご覧ください。


人形供養のお寺として名が広がったのは
紀州徳川家(徳川御三家のひとつ)の姫達が使っていた雛人形を奉納した事が
きっかけといわれているんですね


3問目にいってみましょう。


【問題】

生神女福音聖堂

京都市の有形文化財に指定される松室重光(まつむろしげみつ)が設計した教会は次のどこか。

ア.同志社教会

イ.聖アグネス教会

ウ.京都ハリストス正教会

エ.カトリック西陣聖ヨゼフ教会


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


・・・


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・・


では、答えですっ。

【答え】

ウ.京都ハリストス正教会


京都ハリストス正教会

1903年(明治36年)に完成した教会で

現存する日本におけるハリストス正教会の中で

最古の木造教会といわれています

※ハリストスとはキリストの事です。


ちなみに正教会の
大聖堂(メインの建物)の事を
生神女福音聖堂
(しょうしんじょふくいんだいせいどう)と
呼ぶそうですよ。

※生神女とは聖母マリアの事なんですね。


また設計監督を行った松室重光は

月読神社(つきよみじんじゃ・松尾大社の摂社)の

神官の家系に生まれた建築家で

京都府庁旧本館も彼の代表作です


では4問目の問題です。

最後の問題は選択肢ではありません。

ズバリでお答え下さい!


【問題】

月桂冠の名水

日本酒で知られる月桂冠(げっけいかん)発祥の地「月桂冠大倉記念館」に湧く伏見の名水は何か。


答えは↓にスクロールして下さい。

シンキングタイム★


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・・・


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では、答えですっ。

【答え】

さかみづ


さかみづ

月桂冠大倉記念館の地下約50メートルから

湧き出している伏見の名水で

名前の由来は、お酒の異名であった

『栄え水』からきているそうです


隣接する酒蔵では

お酒の仕込み水として使われているそうですよ


酒樽

酒樽


ちなみに伏見は

良質な伏流水(地下水)が豊富にある事から

かつて伏水(ふしみず)といわれていた地域で

昔からお酒の醸造が盛んな酒所なんですね


という事で本日も4問出題させていただきました!

みなさんは何問正解されましたか?



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