本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
毎年5月15日に行われているやすらい花(やすらい祭)は次のうちのどれか。
ア.今宮やすらい花
イ.上賀茂やすらい花
ウ.川上やすらい花
エ.玄武やすらい花
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
イ.上賀茂やすらい花
やすらい祭は、やすらい花といって
春になると流行る疫病を封じる為に行う祭の事で
もともとは平安時代に
太鼓や鉦を叩き踊りながら神社に参拝した
『鎮花祭(はなしずめのまつり)』が
起源とされています
現在、京都の洛北(京都市北部)の
4ヶ所で伝承され
国の重要無形民俗文化財に
指定されているんですね~
毎年5月15日に行われている
上賀茂やすらい花以外は
4月第2日曜日に行われています
※上賀茂やすらい花について詳しくは、上賀茂やすらい祭 2012の記事をご覧下さい。
続いて2問目です。
【問題】
『あわしまさん』と親しまれる人形供養で知られる寺院は次のどこか。
ア.宝鏡寺(ほうきょうじ)
イ.宗徳寺(そうとくじ)
ウ.法輪寺(ほうりんじ)
エ.妙行寺(みょうぎょうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
イ.宗徳寺
宗徳寺は
粟嶋堂(あわしまどう)として知られ
女性特有の病気の平癒などにご利益があるとして
有名な寺院なんですよ
もともとは
淡嶋神社(あわしまじんじゃ:和歌山)から粟嶋明神を勧請して
粟嶋神社とされていたんですけれど
神仏分離令(しんぶつぶんりれい)によって
粟嶋堂と名前を改めたといわれています
※神仏分離令について詳しくは、お別れ地蔵の記事をご覧ください。
人形供養のお寺として名が広がったのは
紀州徳川家(徳川御三家のひとつ)の姫達が使っていた雛人形を奉納した事が
きっかけといわれているんですね
3問目にいってみましょう。
【問題】
京都市の有形文化財に指定される松室重光(まつむろしげみつ)が設計した教会は次のどこか。
ア.同志社教会
イ.聖アグネス教会
エ.カトリック西陣聖ヨゼフ教会
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
1903年(明治36年)に完成した教会で
現存する日本におけるハリストス正教会の中で
最古の木造教会といわれています
※ハリストスとはキリストの事です。
ちなみに正教会の
大聖堂(メインの建物)の事を
生神女福音聖堂
(しょうしんじょふくいんだいせいどう)と
呼ぶそうですよ。
※生神女とは聖母マリアの事なんですね。
また設計監督を行った松室重光は
神官の家系に生まれた建築家で
京都府庁旧本館も彼の代表作です
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
日本酒で知られる月桂冠(げっけいかん)発祥の地「月桂冠大倉記念館」に湧く伏見の名水は何か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
さかみづは
月桂冠大倉記念館の地下約50メートルから
湧き出している伏見の名水で
名前の由来は、お酒の異名であった
『栄え水』からきているそうです
隣接する酒蔵では
お酒の仕込み水として使われているそうですよ
酒樽
ちなみに伏見は
良質な伏流水(地下水)が豊富にある事から
かつて伏水(ふしみず)といわれていた地域で
昔からお酒の醸造が盛んな酒所なんですね
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?