2015-04-12 | |
テーマ:京都検定対策問題 |
京都検定対策問題 その66
本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
挑戦してみてくださいね。
では1問目です。
【問題】
知恩院(ちおんいん)にある国宝の三門を建てたのは次の誰か。
ア.徳川家康(とくがわいえやす)
イ.徳川秀忠(ひでただ)
ウ.徳川家光(いえみつ)
エ.徳川家綱(いえつな)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.徳川秀忠
徳川秀忠は
江戸幕府、第2代目将軍ですよね
知恩院の三門は
1621年(元和7年)に建立され
木造建築のものとしては最大級の
大きさなんだそうですよ♪
また大きさだけでなく
技術的評価も高く
江戸時代初期の技術を最大限に活かした
建物といわれているんですね~
ちなみに京の3大門や
日本3大門の1つに数えられています!
続いて2問目です。
【問題】
首塚大明神にある首塚に祀られているといわれる妖怪は次のどれか。
ア.九尾の狐
イ.鞍馬の天狗
ウ.酒呑童子
エ.土蜘蛛
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.酒呑童子(しゅてんどうじ)
酒呑童子とは
京都市の北西部にある
大江山に住み着いていた鬼といわれています
都に出ては悪さをしていたそうなんですけれど
一条天皇(いちじょうてんのう・第66代)の勅令で動いていた
源頼光(みなもとのらいこう・よりみつ)と
配下の四天王により討伐されるんですね
そして退治した首を都に持って行こうと
現在の亀岡市と京都南部の境目にあたる
老ノ坂(おいのさか)で休憩していた所
首を持ち上げようとしても
ビクともしなかったので
その場に埋めて首塚を作ったと
いわれているんですね
※詳しくは、例祭 2012(首塚大明神)の記事をご覧ください。
3問目にいってみましょう。
【問題】
豊臣秀吉(とよとみひでよし)ゆかりの手取釜(てとりがま)を寺宝とする寺院は次のどれか。
ア.良恩寺(りょうおんじ)
イ.牛尾観音(うしおかんのん)
ウ.妙満寺(みょうまんじ)
エ.大雲院(だいうんいん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.良恩寺(りょうおんじ)
良恩寺は
山号を華頂山という
浄土宗西山禅林寺派のお寺です
※本尊である阿弥陀如来像は冥土通いで有名な小野篁作と伝わっています。
手取釜は
茶道で使う鉄瓶(てつびん)の原型といわれ
その名器を持っていたのが
粟田口善法(あわたぐちぜんぽう)という
人物なんですよ
秀吉がその事を知ると
献上するように言うんですけれど
悩んだ善法はナント!
手取釜を割ってしまいます!
その事を悔やんだ秀吉は2つ手取釜を造らせると
善法に1つあげるんですね~
その手取釜が良恩寺に伝わる
寺宝というワケなんです
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
渉成園(しょうせいえん)で2015年に初めて内部が公開された建物は何か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
傍花閣(ぼうかかく)
渉成園は
東本願寺の飛地境内地で
徳川家康の家臣であった
石川丈山(いしかわじょうざん)が
作庭したそうです
※飛地とは別邸の事です。
枳殻(カラタチ)という
ミカン科の植物が植えられている事から
別名・枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています
傍花閣は
左右の側面に山廊(階段の入り口)がある
2階建ての楼門作りの建物で
上階の天井中央部分には
十二支の名前が書かれた
磁石板があるそうです
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?
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