2014-09-14 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その333
今回も京都検定の過去問を
写真と解説付きでお送りします。
是非チャレンジしてみてください
それでは早速、1問目にいってみましょう。
【問題】
毎年8月7日から10日まで開催される( )は、京都最大規模の陶器市である。
ア.炭山陶器まつり
イ.清水焼の郷まつり
ウ.五条坂陶器まつり
エ.大報恩寺陶器市
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.五条坂陶器まつり
五条坂陶器まつりは
五条坂周辺で行われる陶器市なんですね。
毎年、約40万人が訪れ
500以上のお店が出ると言われています
近くにある若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)からは
8月8日に陶器で出来た神輿
陶器神輿が巡行するんですよ。
※詳しくは、若宮八幡宮祭 2012(若宮八幡宮)の記事をご覧ください。
2問目にいってみましょう。
【問題】
丹波の美山出身で、御室に窯を開き、「古清水(こきよみず)」と呼ばれる色絵陶器(いろえとうき)を完成させたのは誰か。
ア.野々村仁清(ののむらにんせい)
イ.青木木米(あおきもくべい)
ウ.尾形乾山(おがたけんざん)
エ.奥田頴川(おくだえいせん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.野々村仁清
野々村仁清は
江戸時代初期に活躍した
京都出身の焼き物師なんですよ。
京焼(きょうやき)の祖とも言われ
仁和寺・五重塔
1647年、仁和寺(にんなじ)前に御室窯を開いて
色絵陶器を完成させたと言われています
※色絵陶器とは文様を描いた陶器を再び低温で焼き上げたものです。
ちなみに『仁清』という号は
仁和寺の『仁』
清右衛門(せいえもん・本名)の『清』
から取られたと言われているんですね。
続いては3問目です。
【問題】
丹波の八木出身で、京都商工会議所の初代会長に就任、琵琶湖疏水事業での水力発電導入に貢献したのは誰か。
ア.高木文平(たかぎぶんぺい)
イ.浜岡光哲(はまおかこうてつ)
ウ.山本覚馬(やまもとかくま)
エ.村井吉兵衛(むらいきちべえ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.高木文平
高木文平は
南丹市八木町(京都市北部)の農家に生まれ
府会議員や市会議員を務めた人なんですよ。
琵琶湖疏水の工事では
当初の導入予定だった水車動力から
水力発電に切り替える為
設計者・田辺朔朗(たなべさくろう)と共に
1888年(明治21年)、アメリカに渡り
蹴上発電所を完成させたと言われています
※田辺朔朗や琵琶湖疏水事業について詳しくは、田辺朔朗博士像の記事をご覧ください。
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので、選択肢ではありません。
ズバリでお答えくださいねっ。
【問題】
応仁の乱の戦端を切った合戦が行われ、現在「応仁の乱勃発地」の石標が建つ神社はどこか。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)
応仁の乱とは、1467年
室町幕府の次期将軍の後継者問題がきっかけとなり
起こった戦の事なんですね。
※応仁の乱について詳しくは、銀閣寺(慈照寺)の記事をご覧ください。
桓武天皇(かんむてんのう・第50代天皇)の弟である
早良親王など十三柱を祀る神社です。
日本最古の御霊会(ごりょうえ・怨霊や疫病を鎮める祭)こと
御霊祭(ごりょうまつり)が行われる事で有名なんですよ
※詳しくは、御霊祭 還幸祭 2010(上御霊神社)の記事をご覧ください。
という事で今回も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?
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