2014-07-08 | |
テーマ:お寺 |
関連:東寺(教王護国寺) / 終い弘法(東寺) / 東寺(教王護国寺) その2 / お砂踏み(東寺) / 初弘法(東寺) / |
夜叉神堂
今回ご紹介するのは
世界遺産である東寺(とうじ)の境内にある
夜叉神堂(やしゃがみどう)です!
東寺と言えば五重塔が
有名だと思いますけれど
東寺の魅力は五重塔だけじゃないんですよ~
いろいろと見どころのたくさんあるお寺なんです。
※東寺について詳しくは東寺の記事を、五重塔について詳しくは東寺(教王護国寺) その2の記事をご覧ください。
さて、夜叉神堂は
少しご紹介した事がありますけれど
今回はもう少し詳しく取り上げてみようと思います
こちらの夜叉神堂は
東寺の食堂
東寺の食堂(じきどう)と
東寺の講堂
講堂(こうどう)のちょうど間にある
小さなお堂なんですね。
もともとは南大門の左右に
東寺の南大門
守り神として安置されていたそうなんですけれど
ある事が起こる事から中門に移動させたと言われています。
そのある事というのは・・・
旅人が夜叉神堂を拝まないで
通ってしまうと祟ったというんですね。
つまり罰が当たっちゃったというわけです
そうしたことから
中門に移動させたんだそうですよ。
※現在は中門はありませんが、金堂前燈籠周辺に建っていたそうです。
そんな夜叉神がどうして
歯痛にご利益のある神様として
崇められるようになったのかと言いますと・・・
その昔、修業をしていたお坊さんらが
歯痛の為に修行に集中出来ず困っていたところ
夜叉神堂で夜叉神にお願いをしたら
ナント!歯痛が治ったそうなんですね
そんな言い伝えから夜叉神は
歯痛の神様と呼ばれるようになったそうですよ。
ではさっそくレポートしていきましょう♪
東寺境内にある食堂の南側に
南向きに夜叉神堂が建っています。
お堂は1596年(慶長元年)に中門が倒壊した際に
現在のお堂を建立したそうです
そして中に安置されている夜叉像は
弘法大師空海(こうぼうたいしくうかい)の作と言われています。
ちなみに向かって左側が雄夜叉(文殊菩薩)
右側が雌夜叉(虚空蔵菩薩)みたいですよ
こちらは東寺の掲示板に
張られていた写真を撮ったものです。
雄夜叉と雌夜叉が写ってますよね
ちなみに夜叉神堂の説明書きの裏には
こんなものが貼られていました!
なんでも食べるお守りがあるという事で
手に入れちゃいましたよ~
それがこちら↓
『歯守護』
ちゃんと祈祷済と書かれています!
キシリトールって書いてあったので
てっきりガムかと思ってましたけれど
中身はラムネでしたよ♪
さっそくおいしく頂いちゃいました!
それにしても、お守りを食べたのは
おそらく初めての経験だと思います
東寺に来られた際には
ぜひ夜叉神堂にお参りしてみて下さいね。
そんな夜叉神堂のある東寺の場所はコチラ↓
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