2013-03-11 | |
テーマ:京都検定 |
京都検定過去問 その148
こんにちは京子です
今回は京都検定の過去問をご紹介します。
写真と解説付きですので、是非問題にチャレンジしてみて下さいね。
では早速1問目です。
【問題】
毎年、師走に南座で開催されている歌舞伎興行はどれか。
ア.柿落し
イ.顔見世
ウ.初芝居
エ.襲名披露
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.顔見世
南座は江戸時代初期に建てられた
京都を代表する歌舞伎の劇場です
その南座にて行なわれる『顔見世』は
毎年、11月30日から12月26日まで行なわれる公演の事なんですね
これに合わせて、11月25日(または26日)には
『まねき上げ』と呼ばれるイベントも行なわれ
以後1年間、南座に出演する役者の名前が書かれた
『まねき(看板)』を南座の正面にズラリと並べらるんですね。
当日は、役者の方が表に出てきて
歌舞伎ファンの前で挨拶を行うんですよ。
この『まねき上げ』や『顔見世公演』は
京都の冬の風物詩と言われ
ニュースなどでも度々取り上げられています。
では2問目にいってみましょう
【問題】
現在、上賀茂神社・下鴨神社の例祭である「葵祭」は、( )に行なわれる。
ア.5月15日
イ.7月17日
ウ.8月16日
エ.10月22日
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.5月15日
葵祭は毎年5月15日に行なわれます。
※雨天の場合は翌日に行なわれる事もあります。
平安装束に身を包んだ500人以上の行列が
京都御所を出発した後
大行列をひと目見ようと、毎年多くの方が
見物に訪れるんですよ
葵祭に関しては
当サイトでもレポートしていますので
詳細は下記リンクをご覧下さい
葵祭 2011(賀茂祭)
葵祭 2010(賀茂祭)
続いて3問目です。
【問題】
智積院(ちしゃくいん)の「楓図」(国宝)の作者は誰か。
ア.長谷川等伯(はせがわとうはく)
イ.海北友松(かいほうゆうしょう)
ウ.雲谷等顔(うんこくとうがん)
エ.狩野元信(かのうもとのぶ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.長谷川等伯
写真の手前に見えるのが『楓図』です
そして奥には
等伯の息子である久蔵(きゅうぞう)の書いた『桜図』が
並べられています
先に製作されたのは『桜図』の方で
これを完成させた翌年に、久蔵は亡くなりました。
等伯は息子を失った悲しみから
創作意欲を無くしていましたが
自分を奮い立たせるように
『桜図』と対となる『楓図』を描き上げ
悲しみを乗り越えたと言われています。
では最後の問題です。
1級からの出題となりますので、選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい。
【問題】
神護寺には、空海が唐から請来(しょうらい)したものを手本に書写したという、日本現存最古の両界曼荼羅図(りょうかいまんだらず)である( )が伝えられており、国宝に指定されている。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
高雄曼荼羅
平安時代初期(824~834頃)に製作されたもので
縦4.5メートル×横4メートルにも及ぶ
巨大な曼荼羅図です。
傷みがひどく、細部まで堪能する事は出来ませんが
歴史的な価値は大変高く、国宝に指定されています
金と銀を粉末状にし
膠(にわか・動物から取れるゼラチン)と混ぜた
金泥(きんでい)と銀泥(ぎんでい)と呼ばれる
顔料を使い描かれたもので
一説では、当時『東大寺』に所属していた
絵仏師によって描かれたと言われています
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?
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