本日は京都検定対策問題をお届けします。
実力試しに挑戦してみてくださいね~♪
では、早速1問目です。
【問題】
京都府立植物園西側、鴨川東側堤防沿いの散歩道を何というか。
ア.維新の道(いしんのみち)
イ.千代の古道(ちよのふるみち)
ウ.哲学の道(てつがくのみち)
エ.半木の道(なからぎのみち)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
【答え】エ.半木の道
半木の道は、京都府立植物園の
西側に沿った桜並木で知られる散歩道です
半木の道の『半木』という名前は
京都府立植物園内にある
半木神社(なからぎじんじゃ)に
由来しているんですね
半木神社は、もともと
西賀茂(にしがも)にあったそうなんですけれど
賀茂川の洪水によって流されて
この地に留まった為
流木で社殿を設けて、お祀りされたそうです
このような経緯から、はじめのうちは
流木神社(ながれぎじんじゃ)と
呼ばれていたそうなんですけれど
後に『流木』が訛って
『半木』となったといわれています
続いて2問目です。
【問題】
徒然草(つれづれぐさ)にも記載のある千本釈迦念仏(せんぼんしゃかねんぶつ)が行われるのはどこか。
ア.引接寺(いんじょうじ)
イ.上善寺(じょうぜんじ)
ウ.大報恩寺(だいほうおんじ)
エ.壬生寺(みぶでら)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
【答え】ウ.大報恩寺
大報恩寺は、通称
『千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)』と
呼ばれる真言宗智山派の寺院で
1227年(安貞元年)に奥州藤原氏の
藤原秀衡(ふじわらひでひら)の孫
義空(ぎくう)がお堂を建て
一仏十弟子像を安置したのが
始まりといわれています
本堂は創建当時のもので
京都市内最古の木造の本堂として
知られているんですね
そんな大報恩寺では毎年3月に
『千本釈迦念仏』が行われているんです
遺教経会(ゆいぎょうきょうえ)とも
いわれる千本釈迦念仏は2代目住職である
如輪上人(にょりんしょうにん)が始めたもので
3大随筆の1つとして有名な
徒然草にも記載される
とっても古くからある法要なんですね
当日は、涅槃図(ねはんず)が公開され
お経に節やリズムをつけた声楽
声明(しょうみょう)が唱えられるんですよ
※詳しくは、千本釈迦念仏 2013(大報恩寺)の記事をご覧下さい。
3問目にいってみましょう。
【問題】
北区上賀茂(かみがも)に位置し、国の天然記念物に指定される植物群落があるのはどこか。
ア.大沢池(おおさわいけ)
イ.宝ヶ池(たからがいけ)
ウ.広沢池(ひろさわのいけ)
エ.深泥池(みぞろがいけ、みどろがいけ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
【答え】エ.深泥池
深泥池は、みぞろがいけ
または、みどろがいけと呼ばれる
周囲、約1540メートル
面積、約9.2ヘクタールある
池及び湿地の事で、北区の
上賀茂深泥池町(みどろいけちょう)と
上賀茂狭間町(はざまちょう)に
またがる地域にあります
そんな深泥池には
氷河期の生き残りとされる生物をはじめ
多種多様の生物が生息する
貴重な池である事から1927年(昭和2年)に
『深泥池水生植物群』として
国の天然記念物に指定されたんですね~
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
毎年3月21日に誠心院(せいしんいん)で営まれている平安時代中期の女流歌人を偲ぶ法要を何というか。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
【答え】和泉式部忌(いずみしきぶき)
誠心院は、平安時代に
藤原道長(ふじわらのみちなが)が
女流歌人『和泉式部』に
庵を与えたのが始まりといわれ
式部は誠心院の初代住職を務めました
毎年3月21日の彼女の命日には
和泉式部忌が営まれ
式部ゆかりの謡曲が
奉納されるんですね
和泉式部は、誠心院で仏門に入り
娘の供養をしたと伝わっています。
※和泉式部について詳しくは、和泉式部ゆかりの地巡りの記事をご覧下さい。
という事で本日も4問出題させていただきました!
みなさんは何問正解されましたか?